菱友醸造の見学をしました。
2008.02.21
ここは「御湖鶴」を作っている、諏訪の蔵元です。
先日、ここを見学し、扉温泉「明神館」に泊まるという旅をしました。
杜氏さんの平均年齢も二十代前半というものすごくフレッシュな蔵です
この酒屋さん自体は、創業は大正7年です。
それを4年前に、現在の社長である近藤さんが、丸ごと買い取った酒蔵です。
残念ながら、その以前のお酒の味を知りません。
どのくらい変化したのか?
どんな風に変わりつつあるのか?
わかれば、もっともっと楽しいのになぁ。
▲工場に入る前、靴を脱いで、サンダルに履き替えます。そして勿論手もアルコール消毒します。社長の近藤さんのご好意で、今回は見学させていただけることになりました。社長自ら案内してくださいます。ここの蔵元で作られている「御湖鶴」、一体何種類あるのでしょう?裏のラベルを見ていただくとわかると思いますが、色々の種類のお米を使用しています。それらはまず、洗米し、吸水させます。青い袋入りは、蒸し米用。 |
▲麹にする米はざるに。明日の朝、釜で1時間蒸しあげます。 |
▲そして、この麹室の中で3日間弱、室温を30度にキープしつつ、熟成させます。こうして麹が出来上がります。 |
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▲その、出来た麹がこちらです。米の周りに白いのがついたり、つかなかったりと、難しいそうです。これは、温度や種の振り方で、生じるのだそうです。麹の出来が良くないと、どんなに酵母がいても、うまくお酒は出来ないとか。お酒の出来は、けっして、米の良し悪しではないのだそうです。 |
▲大きなタンクの中を、梯子を上って、見せていただきました。大きいんですよ、すごく。1200㎏で一タンクです。これ一つで、一升瓶なら1400~1500本。酒粕は、500㎏取れるそうです。 |
▲梯子を上って見たのは、こんな光景です。明日搾る予定のもの。いい香り! |
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▲毎日毎日、温度を測り、管理されています。 |
▲こちらが、これを汲んでくださったものです。勿論飲みましたよっ! |
▲このタンクとつながっているプレス機です。圧縮して搾ります。 |
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▲プレス機を通したお酒は、こんな風にかなり澄んできました。近藤さんが、この搾りたてを飲ませてくださいました。正に新酒。 |
▲色々な種類の「御湖鶴」が並びます。残念ながら、「おりがらみ」はもうなくなっていました。大吟醸は、数も少ない為、県外に出してはいないそうです。 |
▲こちらはちょっと面白くて買い求めた物。兵庫県の山田錦で作られた「御湖鶴の黒」を勝沼醸造で使われた甲州樽発酵ワインで使用された樽に貯蔵して、製品化した日本酒です。どんな味がするのでしょう?こちらは、一人一本のみでした。幸い我が家は大勢でしたので、何本か買うことができました。後日、このうちの一本は、「祇園さ々木」さんに行きました。 |
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