行ってきました

ますます予約取れにくくなるのでしょうね。

コメント(8)

2007.12.20

京都市東山区四条花見小路東入る祇園北側279-7
TEL:075-525-0768

京都に来ると、一番初めに行くのは、書店です。 
そこで買ったばかりの雑誌を開くと。
載っていました、ここのお店が。
難波さんから、うかがっていましたが、「載るのは、来年になりそう。」ということだったんです。
それが、予想外に早く掲載されました。
ついでに。
来年2月の「婦人画報」でも紹介されます。

年内の営業は27日まで。
来年は、なんと元旦の夜から営業されるそうです。




▲今日はお昼5000円のコースをいただきます。「いやぁ、綺麗だわぁ!」先付けは、あん肝ムース・海老・菜の花です。卵の黄身が、下にしのばせてあります。振り柚子が、ちょうど菜の花にかかっているので、てっきり花なのだと思いました。ムースは実に滑らかな舌触りです。苦味も意外にあり、肝なんだなぁ、と再確認しました。少し酸味のあるだしがかかっています。
 


▲丸仕立てのお椀です。酒・葱・生姜の三点が揃っているものをこういいます。香りはいいし、体は温まるし、いいとこずくめかと。鴨のつくね団子と葱が入っています。上にも細く刻んだ葱です。2つの葱が楽しめます。中に入っているぶつ切りの葱の甘いこと。これから、寒さに向かって、どんどん甘さが増していきます。
 


▲お向うです。鯛・いか・鰤の3種類です。鰤は辛味大根でいただきます。



▲美味しいお料理には、やはりお酒でしょう。素敵な酒器が、毎回登場するので楽しみです。お隣りの女性お二人と、器や高松・神戸などのお話、色々しながらの食事です。お酒も進んでしまいます。
 


▲ここのお店の八寸は、毎回しつこいくらい言いますが、綺麗です。、ほぐした蟹の身と味噌+ふり柚子。華奢なグラスには、なまこの酢の物です。塩辛と一緒にいただきます。鰆は、ふっくら焼けています。そして松風。胡磨和え。
 


▲温かい蒸し物が出てきます。冬はやっぱりこれです、蕪蒸し。今季初めていただきます。大好きな料理の一つです。家でも、教室でも時々作りますが、いついただいてもいいくらい好きです。各々お店で、微妙に固さも違って、楽しいです。



▲ご飯は、蒸し寿司です。握り寿司がスタンダードな東京では、実はあまりお目にかかれない一品です。中具には、かんぴょうや椎茸。焼いた鯛のほぐし身?が入っています。そして、細かい錦糸卵が一面に。ホワホワ温かく、こちらも冬ならではです。
 


▲水菓子は、ほろ苦さがあり、皮の粒々の残る柚子のシャーベットと苺のアイスクリーム。かかっているのは、ロゼのシャンパンゼリーかしら。上にマンゴと、アクセントにラズベリーです。
 


▲京都「生風庵」の雪餅。冬を代表する和菓子の一つです。きっとどなたも、そう思われることでしょう。残念なことに「生風庵」さんは、現在休業中です。そうなると懐かしく、妙に食べたくなるものです。
こちらのお店の雪餅は、中餡がないなど、「生風庵」さんの物とは、随所ずいしょは異なりますがいいです。難波さんが目の前で仕上げて、それをすぐにいただけるので、とにかく美味しい。堪能することが出来ます。

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コメント

  1. えり

    さなえさんのコメントを見て、母の誕生日に行って来ました。お料理は満足いくものでよかったです。
    でも少し残念な事が・・・蟹の身のほぐした物をいただいている時、口の中であれっ?と思い出して見ると・・・なんとスチールたわしの端(1cm位)が・・・、気を取り直して白和えを頂くと、今度は魚の鱗が・・・こういう時って、どうしたらいいのでしょうか・・・幸いにも私のお膳にだけ入っていたので、良かったのですが・・・少し悲しかったです。

  2. さなえ

    えりさん
    悲しかったお気持ち、よくわかります。
    好きなお店でそんなことがあると、余計にそう思いますね。
    難しいです、こういう場合。
    一人でなく連れもいるし・・・。
    友人の話です。
    以前吉祥寺のイタリアンで大勢で食事をしたことがあります。
    そんな中、友人のパスタに異変が。
    この時彼女が取った行動は?
    サービスの方に、さりげなく「これはいただけないので、さげてください」と言いました。
    当然お店の方は、「何かございましたでしょうか?」と。
    「調べてみてね。」と。
    この時点で初めて私達は髪の毛が入っていたのを知りました。
    実にスマートでした。
    ところが、問題はこの後でした。
    このイタリアン、全くどうしょうもなく、新たな物を持っても、のちのお詫びすらもありませんでした。
    こちらの方に全員怒り、以後全く行っておりません。
    私はこういうトラブルの場合、事実はお店に伝えるべきだと思っています。
    ただそれを、いつどのように伝えるかです。
    さりげなく伝えられる状態なら、いいのですが、ここもそうですが、お店が小さく、他の方にも当然わかってしまう。
    せっかく食事を楽しんでいらっしゃる方々には、不快な思いをさせたくないし・・・。
    実に難しい問題です。
    もし私だったら、うろこは多分そのまま残します。
    ただ、たわしは、ありえないので、これに関してだけは、きちんと伝えます。
    この場合、食べないで残すことになるか、取り替えていただくか?
    その時の状態で判断しますかね。
    えりさんは、どうしたかったのでしょう?
    その場にいない私がとやかく言うより、ご自身が、その状況をよくおわかりなので、思った通りにされるのが、一番いいかと思います。
    読んでくださっている皆様、どうお考えですか?

  3. ゆみ

    昨日の昼に伺いました。
    お昼のコストパフォーマンスの高さにびっくり!
    蒸し寿司、おいしかったです。
    「はぁ~、おいしいなぁ~」ってかんじで。
    最後の和菓子もおいしかったです。
    お芋の味と舌ざわりがよかったです!
        
    夜はケザコさんに行ってきました。
    一品一品出てくるたびに感動、感動・・・
        
    どちらのお店も「あったかい」
    そんな感じがします。
       
        
    先日、てら川さん、建仁寺祇園丸山さんにも伺いましたが、また行きたい!とまでは思えませんでした。
    なん波さん、好きだな~
         

  4. さなえ

    ゆみさん
    私も大好きです、蒸し寿司ときんとん。
    ケザコさん、まだ未訪なんです。
    一度は予約を入れていたのですが、行かれなくなって・・・。
    以後、タイミング合わずです。
    面白そうなので、行ってみようと思います。
    お店、「どこがいいですか?」
    と聞かれたりもしますが、合う・合わないは、人それぞれなので、難しいです。
    料理だけでなく、雰囲気などもありますし。 
    私も、両店とも伺っています。

  5. Ryo

    どんどん人気店になってきましたね。
    それはそれで嬉しいのですが、ほんとうに予約が大変だ。^^;
    料理のトラブルの場合は、難しいですね。
    特に小さなお店の場合、周りの方を不愉快にさせてもいけませんからね。
    その時の状況に応じてになるのかな。さりげなく、しっかりと。。やはり、難しい。^^;

  6. さなえ

    Ryoさん
    本当に、人気店になりました。
    素直に喜んでいます。
    予約、もう2月分入れちゃいました。
    トラブルは、なるべくあって欲しくありません。
    どんな場合でも、周りの方を巻き込みたくないなぁ、と思います。
    せっかく楽しく食事をされているんですから、そのまま楽しい時間を過ごしていただきたいです。
    本当に出来るだけ、さりげなく、でもしっかり、が出来るようになりたいものです。

  7. せん

    週末、遠方より、大切な、大切な、お友達が来られます。
    食事の場所を血眼になって探していた所、こちらに出会い、運良くなん波さんの予約が取れました。
    自信をもって、お連れする事が出来ます。
    丁寧な感想を書いて下さっていますので、本当に有り難かったです。
    どうしても、一言お礼が言いたくて。
    ありがとうございました。
    楽しい週末になると思います。

  8. さなえ

    せんさん
    ご丁寧にありがとうございます。
    京都らしい、美味しい物をいただく、ということであれば、間違いなしです。
    ただしここ、とても小さなお店なので、驚かれるかもしれません。
    それと、靴は脱いで上がりますので、そのおつもりで。
    カウンターは、足が出せますので、ご安心を。
    お友達、喜んでくださると、いいのだけれど。

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