行ってきました

和食はやっぱり、京都です!

コメント(8)

2007.08.18

京都市東山区四条花見小路東入る祇園北側279-7
TEL:075-525-0768

京都に来たなら、やはり一度は、本格的な和食を食べねば!
そこで、今日はこのお店です。
夜・昼、そして又今夜。
色々試している処です。

かなりいいお店。
初めて伺った時の印象は、そのまま変わりません。 

秋の京都の本に、どどどっ、と紹介されるようです。
混んで、予約困難になったら、どうしましょう!




▲今日は、15000円のコース。綺麗な器です。アンティークでしょうか。中には、ひと塩かれい・胡麻豆腐・更にうにが載っています。黄緑色の新銀杏のペーストがかかっています。割り醤油がかかっていますので、混ぜていただきます。このように色々な種類の盛り合わせ、お店ならではなので、いただくのが、楽しいです。
 


▲お椀、あこう鯛の入った葛饅頭です。吸い地は、軽くとろみがついた、おくらの擂り流しになっています。梅肉の赤いぽっちんが、アクセントで、なんだか可愛らしいです。
 


▲お造りは、鯛・鮪・剣先いかの3種類の盛り合わせになっています。マグロ、厚みも大きさも、半端ではなく、驚きます!お造りは、量もたっぷりいますので、美味しさを堪能出来ます。他のお客様達も、絶賛していらっしゃいました。



▲鱧は、焼き霜にしたものと、おとしの2種類をいただきます。「鱧には、梅肉」ですが、私はわさび醤油でいただく方が好きなんです。ですから、こんな風に両方出てくると、嬉しいです。おとし、鱧の一般的ないただき方です。お湯でさっとゆがいただけの物ですが、旨みがお湯に出てしまっているようで、私は今まで、あまり美味しいと思ったことがありませんでした。それが、ここのお店のは、実に美味しかったんです。ふっくら、ふんわりで、全然違います。何故?それは、作り置きしたのではなく、作りたてだったからでした。難波さんは、置いておいた物は、皮も固くなってカスカスで、ちっとも美味しくないので、とおっしゃいました。
 


▲つるべ型の溜め塗りの器には、八寸が盛られています。蓋を開ければ、こんなに綺麗な料理が現れます。こまこま何種類もの料理の盛り合わせです。八寸って、ホント手間かかって、大変だと思います。海老・山芋・温泉卵の組み合わせは、ねっちょり、シキシャキ。鱧おとしには、梅とレンコンがかかっています。アスパラガスを牛肉で巻いて、甘辛のたれを絡めています。山椒粉がパラパラかかっています。初めて食べました。鱧の子が、自家製の塩辛になっています。塩気は強いですが、さっぱりして、お酒がめちゃめちゃ進みます。
 


▲スズキは、酒塩焼きになっています。ふっくらしています。添えられている蓼酢をかけていただきます。お客様の中には、この蓼酢だけで、お酒が飲める、と言う方もいるくらいの物です。



▲箸休めは、これ又涼しげなガラスの器で出されます。水貝です。鮑・じゅんさい・きゅうり・茗荷と一緒に甘酢ゼリーかけになっていて、さっぱりいただけます。
そして、蒸し物と続きます。魚と冬瓜にあんがかかり、あっつあつ!
 


▲鱧のお鮨は、山椒入りです。一切れは、お腹がいっぱいになってしまったので、持ち帰りにしました。おしんこも3種。きちんと、作られています。炊いた昆布・水茄子・古漬けのきゅうりは刻んで、甘酢漬けの茗荷を混ぜてあります。
 


▲桃のコンポートには、シャンパンのソルベが載っています。かかっているのは、パッションフルーツのジュレソースです。独自のいい香りがいいです。
最後は、和菓子とお薄が出されます。招福楼と同じです。今回は、「百合根の葛焼き」をいただきます。ご主人の立ててくださった、お抹茶が美味しい!

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コメント

  1. さなえ様
    こんにちは。
    やはりこちらのお店ステキですね~。
    9月以降、しばらく京都には伺えませんが、
    次回は必ず夜伺うつもりです!
    私も鱧の落としって、からし酢味噌かわさび醤油が好きなんです(*^_^*)
    繁盛してくれる事、とても嬉しいような
    予約困難なお店になって欲しく無いような、
    複雑な気持ちになってしまいます。

  2. さなえ

    づらさん
    自分が好きなお店が、人気店になってくれるのは、本当に嬉しいものです。
    でも、おっしゃる通り。
    予約取り難くなったら、どうしょう!なんてっ。
    今のうち、せっせと、足を運びます。

  3. ゆみ

    昨日伺いました。
    とてもおいしかったです!食器もよかったです。
    私は鱧落としは梅肉派なんですが、あぶった鱧は醤油でいただく方がおいしかったです。
    スズキもおいしかったです!蓼酢は合いますよね~。
    椀物には中国産の松茸が豪快に入っていました。
    蒸し物は最初、生姜がきついと思ったのですが、二口三口と口に運ぶうちに体が芯からあたたまり、だしの味がよくわかるようになり、とてもおいしくいただけました。
    その日のお店はとてもにぎやかで、途中からしっとりといただくことができなかったのですが、帰りにご主人が
    「いつもはもっと静かなんですが・・・」とご丁寧に見送ってくださり、とても嬉しく思いました。
    ぜひ、また伺いたいです!

  4. さなえ

    ゆみさん
    そうですか、よかったっ!
    やはり、序々に混みだしたのでしょうか。
    お椀、もう松茸でしたか。
    いよいよ和食の本領発揮の時季ですね。
    私も、伺うのが、楽しみになりました。

  5. しまうま

    はじめまして、京都在住の女子です。私の、大好きなお店(秋山・桜田・未在・ニーノ)ばかりが載ってるのでいつも楽しみに参考に見ています!初めて「ささ木」で食事したのが9年前、20歳の時でした。若くして、ここの御料理と出会ったことでそれ以降、しばらくはどこのお店にいってもおいしいと思わなくなってしまいました。幸せなのか不幸せなのか?ささ木ほどの圧倒的な「旨さ」を感じるお店はありません。なかなか予約取れないので何年も伺えていません。今回も取れませんでした。その代わり、さなえさんおすすめの祇園なん波の予約取りました。楽しみどす!また、おすすめのお店紹介して下さい!楽しみにしています。

  6. さなえ

    しまうまさん
    ここのところの新店ラッシュで、一機に好きなお店が増えました。
    いえ、増えてしまいました。
    あんまり多くなると、月1~2しか、行けない京都です。
    回りきれません。
    なん波さんも、そんな一軒です。
    丁寧なお仕事が実に好感持てます。
    勿論お味も言うことなしです。
    又コメント、お待ちしています。
    楽しんでいらしてください。

  7. こんにちは♪
    ご無沙汰しています。
    なん波さん、行ってきました!
    とても良いお店で、すっかりファンになってしまいました。
    お料理ももちろん美味しいですが、ご主人のお人柄も良いですね。
    また、ぜひお邪魔したいと思います。

  8. さなえ

    aniaさん
    あらぁ~っ。
    ついこの間、秋山さんとaniaさんのお話をしたばかりです。
    通じたのかしら?
    いいお店でしょう?、ここ。
    私も大好きです。
    お料理も器も、皆さんも。
    いつも楽しい時間を過ごさせていただいています。
    いずれ、予約の取りにくいお店の仲間入りのことでしょう。
    今のうち、今のうちです。
    又、ご一緒出来るといいですね。

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