行ってきました

素敵なお店です。

コメント(2)

2007.08.02

京都市東山区祇園町南側504
TEL:075-525-4466

次回も予約してきました。

今年6月、オープンしたばかりのお店です。 
にも係わらず、注目の的です。

オーナーシェフの筒井さん、まだお若いのですが、大阪の有名店「ポンテベッキオ」の料理長をしていらっしゃいました。
そんな事もあってか、かなり興味をもたれているのを感じます。

今日(8月6日)ランチの予約の為にTeLをしました。
すると、な、な~んと、ディナーにみになったとか。
ランチやめになっていました。
びっくりしました!




▲下河原町通りに面している一軒屋です。中々いい感じのたたずまいです。正面、実は入り口ではなく、窓なのです。ピアノの搬入をした時にここから入れたとか。「すっごくまぎらわしいいでしょう?」と支配人さん。「はい。充分まぎらわしいです。」シェフの遊び心なのだそうです。本当の入り口は、向かって右の通路を通って、奥です。
12:00~14:00
18:00~21:00
水・休み
 


▲お昼は4000円のコースのみです。アレルギーや嫌いな物がないか、まず聞かれます。私の場合、こんな風に聞いてくださると、「あぁ、そうだっけ!」アレルギーがあったのを思い出します。普段あまり意識がないせいか、食材が、出てきてはじめて思い出すなんていうのは、しょっちゅうです。ですから、こうやって、聞いてくださるのは、有り難いんです。
「パリパリオクラの生ハム巻き リコッタクリーム添え」
太秦の長澤農園で、朝採れたオクラは大きなものです。これを塩で揉み、パルマのプロシュートを巻きつけてあります。下には、リコッタチーズクリームです。加熱されていないので、おくらはその通り、パリパリします。オクラにしろハムにしろ、素材そのままの良さを味わえます。変に格好つけずに、でも存在感のある料理で、スタートです。
 


▲「太秦長なすの揚げマリネ 大正海老の軽い煮込みソース」
これも、又太秦の農園の茄子を使っています。個人的に、茄子は揚げるのが、一番美味しいのでは、と思っています。油との相性がとてもいい野菜です。こくもあり、上に載ったサフランで煮込んだ海老と黄色のパプリカとよく合っています。
一皿目をいただいている途中、トリフが各テーブルに運ばれてきました。私の場合、お願いしたパスタでも、メインにでもOKということでした。メイン、実はサフラン風味の魚料理をお願いしていました。そこにトリフは無しだろう、と言ってみました。すると、「トリフ風味のものに変えることが出来ます。」という説明を受けました。でも私は、パスタの方に入れてくださるよう、お願いしたんです。ならばなぁ、あと一歩の説明が欲しかったでしょうか。もしこの時、2品目にサフラン風味の煮込みが出ると、伺っていれば、私は間違いなく、アクアパッツアの方をを変えたでしょう、トリフ風味に。



▲客席は2Fです。窓からはこの様に、青々とした紅葉や、八坂神社の鳥居が臨めます。
シャンパンのあと、お願いしたのは白ワインです。私の好みは、バリック熟成したような感じの、しっかりした白です。そう伝えた処「本当にしっかりした物、お持ちします。」というお答。選んでくださったのがこれです。シシリアのシャルドネと地葡萄から作られた白です。おっしゃる通り、どんぴしゃ、私の好きなタイプでした。お料理が美味しいのが前提の上、このように、自分好みのお酒を選んでいただけると、もうそれだけで嬉しくて、通いたくなってしまいます。
 


▲これが先ほど見せていただいたトリフです。日本初入荷のオーストラリア産は+3500円。そしてサマートリフは、+1500円となります。
 


▲プリモピアットは、3つの中から選びます。
「平目とクレソンのメッツェリングイーネ ボッタルガ添え」
「イカ墨を少し使った剣先イカのフェデリーニ 若かぼちゃ添え」
そして私の選んだ「グアンチャーレと白小豆の軽い煮込み パッパルデッレ」です。私はこれにトリフを入れていただきます。目の前でスライスしてくださいますが、結構な量です。パスタに触れるといい香りがしてきます。パスタは量もしっかりあり、満足します。グアンチャーレは、豚のホホの部分を塩漬けにした物です。脂の部分が多いので、煮込んだりすれば、蕩けます。香りたかく、旨みもあるポルチーニ・カットされたトマト・多少煮崩れた白小豆が太いパッパルデッレに絡んで、いい感じです。美味しい!



▲セカンドピアットは、魚か肉かを選びます。
「スズキと小冬瓜のアクアパッツア サフラン風味」
「幻霜ポークの炭火焼きローストと万願寺唐辛子 ノッチョラートソース」
私は魚の方です。サフラン風味というのに惹かれてのチョイスでしたが、かぶりました。好きだからいいんですが、もう少しの説明が欲しかったでしょうか。色は付いているが、本当に風味なんていう、物足りない処も少なからずですが、ここは、かなりしっかり入っているようで、私好みです。冬瓜、サフランでいただくのは初めてですが、癖が無い野菜だからか、とても良かったです。家でもやってみることにします。
 


▲ドルチェのメニューをいただきます。3種の中から選びます。
「白桃の軽いコンポートと赤いポタージュ シャンパンスプーマ」
「マンゴのソルベとココナッツのカプチーノ仕立て」
「焼きイチジクのトルタ マスカルポーネのジェラートを添えて」
私のは、桃です。何だろう?って思いますよね。ふわふわになっているのが、シャンパンです。エスプーマでムースにしてあります。こういうのを見ると、途端、その器具を欲しくなってしまう、悪い癖。頻繁に使いもしないのに・・・。でも楽しいものです。
 


▲わからないだろう、と思いこれを。くずしたら、こんな風になっています。下に引かれている赤いソースは、チェリーやラズベリーなどの赤いフルーツです。桃もこんなに沢山です。フルーツの甘いソースと、シャンパンそのまま、甘さ控えめでほろ苦さがいい具合に桃を引き立てています。大人のデザート、という感です。
次回は夜を予約してきました「思考を凝らして、お待ちしています。」と支配人さん。さ~て、どんななのでしょうか、楽しみです。

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コメント

  1. Ryo

    「キメラ」行かれたんですね、いいなぁ。^^
    私も行ってみたいお店の上位に入ってます。
    先日は「Osteria Coccinella」に行ってきました。
    町の小さなイタリアン、勢いのある若いお店でした。

  2. さなえ

    Ryoさん
    注目度の高いお店です。
    行くお店、行くお店で、「行きましたか?」と聞かれます。
    皆様子を知りたがっているんです。
    ならば、と行ってみたんです。
    私、大阪にはあまり行かないもので、シェフのいらしたお店がどれほどのものだったのか、全く知りません。
    だから、感じたままを書かせていただきました。
    余計な予備知識がないから、かえっていいかもしれません。
    改善すべき点は、勿論ありますが好きですよ、ここ。

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