行ってきました

新年、第一回目ですー2。

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2007.01.17

京都市東山区大和大路四条下る4丁目小松町566-27
TEL:075-551-5000

今回も、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今日は2人で、ビール1本、お酒を2杯づついただき、42000円でした。




▲ご自慢の石釜は、すでに350度以上になっています。今日の焼き物は、鴨。バルバリー産を青森で飼育したものだそうです。味噌地に浸かったまま、9~10分焼かれます。
 


▲鴨料理と言えば、オレンジ煮が有名です。佐々木さんもこの点に注目したようです。甘い物が合うなら、日本料理なら白味噌だ!そんな発想から、出来上がったお料理です。味噌も白だけでは甘ったるいからでしょうか。赤とのブレンドになっていました。これを鴨だしでのばし、張り地になっています。鴨には葱です。野菜はそれ以外に牛蒡も入っています。これが、いい食感です。
 


▲この汁物の器、初めてです。蓋がかぶさったまんまお見せしたかった、残念!中々面白い、ユニークな蓋でした。対馬のグジと水菜・お揚げはあつあつ!猫舌の私は、いつもながら、強烈にフーフーしながらいただきます。秋山さん、笑っていましたっけ。



▲ご飯は鮭です。新巻鮭の塩気と大根の甘味の出会いが、このご飯のポイントです。ご飯は土鍋で炊かれ、蓋をされたままカウンターに運ばれます。蒸し時間が長く感じられます。今回は何かしら?蓋が開けられるのが毎回楽しみです。
 


▲よそる折、パリパリに焼いた鮭の皮を入れてくれます。ちょっとした工夫が美味しい物を尚いっそう美味しくしてくれるものです。二杯目は、お茶漬けにしていただく方が多いです。ここのお店のご飯、単品でもいいくらい、しっかりと塩気が効いています。最後のご飯としては、私個人の好みとしては、もう少し薄味でもいいかな、と思っていますが。
 


▲今回は嬉しい!フルーツだけでなく、お菓子付きです。2種類のグレープフルーツ(白とルビー)には、林檎のソースがかかっています。そして、ブラマンジェ。きちんと、アーモンドを煮出すところからしています。家の教室でも、きちんとやりますが、風味・香りが全然違うんですよ、これ。難しくないですから、是非お試しを。



▲お酒はお料理に合わせ、ご主人が合うものを選んでくれますので、お任せです。ここの処、佐々木さんのお気に入りは「松の司」です。毎回出されます。
 


▲二階のお座敷です。中々機会がなくて、実は私も初めて見せていただきました。日本古来の建築様式、残念ながら近年、一般住宅でされることはほとんどなくなりました。このようなお料理屋さん、それも、ちゃんとわかった処でしか、作れなくなりました。すばらしい仕事が出来る職人さんが、その力を発揮出来る場がなくなり、もったいないことです。(実は主人は建築設計事務所をしています。、それも、日本建築が好きなもので、つい。)佐々木さん自ら、色々説明をしてくれました。欄間も迎賓館で使った物の余りを入れてもらったのだとか。中々貴重な、すばらしい仕事です。
 


▲テーブルがとにかく素敵!中が腐っていたのを逆手に取って、格子状に切れ込みを入れて、上品な美しく仕上げになっています。

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