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知る人ぞ知る、隠れ家のお寿司屋さんです

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2016.04.02

東京都国分寺市東恋ヶ窪3-3-1
TEL:042-321-0760
予約のある時のみ営業

「ここは載せるのよそうかしら」とちょっと思ったもので、今日まで書かずにいました。隠れ家のようなお店なので、静かにそっとしておきたい。今でもそうは思っているのです。でもやっぱり、いいお店だからこそ、紹介することにしました。

ご覧の通り、看板も何もないごく普通のお宅のようなんです。知る人ぞ知るお店ですね。
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予約が入った時のみ、営業されます。1月の平日のお昼。4人で貸切にしてくださいました。

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ご主人様です。奥様とお2人で、こちらはなさっておられます。名店「なか田」で修業され、ご実家の国分寺の駅前のお店に。そして現在は、こちらに移転されました。実はご主人は、皇居に出向き、天皇陛下にお寿司を握った経験をお持ちです。宮中では、色々なしきたりがあり、それにのっとりお仕事をされるそうで、私達の知らないお話を伺うのも楽しいです。

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先付けは、厚岸のしらこです。プリップリ!今朝まだ、生きていた鱈のだそうです。

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千葉県 大原の大きなさざえは、つぼ焼きで登場です。

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ねた箱には、この日使われる物が。毎朝2時に、築地に出向かれているのだそうです。

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「おはし、手、どちらで召し上がりますか?」と聞かれました。「何故そんなことを?」伺うと、それにより握り方を変えておられるそうなんです。親指側を強く握るとか。そしてしゃりを少な目でという希望で握ったとしても、出来上がりの高さは皆、揃っていないといけないとか。

お寿司は、大間のヒラメから。

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富津のたいら貝

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大間揚がりの120㎏の鮪です。背ひれの真下部分の「ことろ」ここは、血管が全くない部分で、6貫くらいしか取れません。2週間半、寝かせています。香りのいい穏やかなお味です。

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そして、渥美の小肌→北海道のぼたん海老→北海道のいくら→北海道 利尻の雲丹→羽田沖、江戸前の穴子と続きます。

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ここからは、追加でいただいたものです。富津のさよりです。食べる方によって、前歯で食べるか、奥歯かと、食べ方の癖があり、それを見極め踏まえて、このように違う切り方で出したりするそうです。本当に驚くことばかりです。

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この日、追加のお品書きにあったのは、まぐろ・のどぐろ・さより・墨いか・げそ。こうやって見ると、結構沢山、食べてますね。

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美味しいだけでなく、とっても楽しい時間を過ごすことが出来ました。ご夫妻のお人柄も加わり、素敵ないいお店でした。

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