さろん木々イベント

丁字屋に鴨鍋を食べに行きましたーその2

コメント(10)

2010.01.19

色々予期せぬ事もありましたが、とっても楽しいイベントになりました。




▲いよいよいただきます。楽しみにしていた鴨鍋コースです。先ずはビールで乾杯でスタートです。定番の酢味噌で、鯉のあらいをいただきます。20代の会員さん、鯉は初めてだとか。確かに川魚を食べる機会って、減っていますね。
 


▲琵琶湖のもろこです。炭火で焼いていただきます。これは私、京都に通うようになって、初めて食べたかと思います。関東では、出回りません。
 


▲小さな魚なので、頭をしっかり焼いて全部いただきます。で、それでこのような格好に。生姜醤油が用意されていましたが、この魚、とても淡白な味なので、ほとんど何もつけないままでいただきました。



▲稚鮎の甘炊き。りっぱな酒のあてです。
 


▲天然鰻の蒲焼きもあります。
 


▲こちらも、炭火でさっと温めていただきます。



▲綺麗に並べられた鴨肉です。5人分この日は10人でしたので、2皿用意されていました。残念ながら、琵琶湖の鴨ではありません。国定公園に指定されてから、捕獲禁止になりました。本鴨の肉が、大皿に綺麗に並べられています。
 


▲左手前の一口大の物はつくねです。首の部分を骨ごと叩いて作ったつくね。1時間以上もかかる、大変な作業だそうです。
 


▲野菜もたっぷり。葱・椎茸・えのき・焼き豆腐。



▲お店のお姉さんが、全て作ってくださいます。鴨の骨から取っただしが、たっぷり張られた土鍋。先ずは、つくねを入れます。たたいた首の骨入りですから、これからもいい味が出ます。
 


▲次いで葱です。こちらで使っているのは、近所で採れたものだそうです。葱の種類が異なるからですが、東京では白い部分を食べる葱。関西では反対に、葱といえば、ほとんどが青い部分です。だから柔らかくすぐに火が入ります。
 


▲そして椎茸と焼き豆腐が入ります。



▲そしていよいよ鴨肉です。勿論本鴨です。お皿の上は、きちんと部位ごとに並んでいます。見ていると、皮とバラ。脂の多い部分から使っていました。
 


▲お肉の上に、お砂糖を振ります。振る、というより載せる?「どのくらい入れるのだろう?」思っていたのですが、さほどではありませんでした。
 


▲そしてこれも地元の醤油ですが、をかけ回し、蓋をして蒸し煮に。しばし待ちます。



▲蓋を開けると、こんな状態になっています。
 


▲お皿に取っていただきます。コロンとしたのが、一番最初に入れたつくねです。いただくとコリコリと、骨が感じられます。
 


▲しばらく食べて、今度は肝と芹が入ります。ハーブの香りで、肝臭いさがなくなると。芹はとってもよく合います。もっと沢山いただきたかったな。肝の方は、鉄分いっぱい、といった感じ。



▲今度はえのきがこんな状態で入ります。まん中に穴を作っています。
 


▲今度はロース。これをしゃぶしゃぶで、いただきます。さっと火を通しただけでいただきます。
 


▲〆はうどん。一機に全部入れてしまいます。



▲鴨から出ただしも全部吸って、いいお味になっています。
 


▲この日いただいたのは、お店にお願いした池本酒造の「蔵人」です。
 


▲そして朝倉さんが、鴨に負けない、しっかりしたお酒を用意してくださいました。福井「花垣」純米にごり・岐阜「三十三才の春」純米大吟醸生原酒・奈良「おこぜ」生もと純米・岩手「南部美人 ALL KOJI」・広島「竹鶴」生もと純米吟醸・奈良「花巴」菩提もと純米。



▲にごりを飲みます。この「花垣」、すいすいいけてしまう、ちょっと困るにごり酒です。そして次はこれ。御代桜醸造の「三十三才の春」です。杜氏さん 酒向博昭さんが、毎年ご自身の年齢のお酒を作っておられるとか。この日いただいたのは、1年経ったので、いい感じとか。
 


▲久保本家酒造「おこぜ」生もと純米は、「瓶燗」とあります。昨今、タンクで簡単に火入れが出来る中、これは、わざわざ瓶に詰めた物を火入れしています。
 


▲2つの色は、こんなにも異なるんです。大吟醸は、透明でないといけないので、炭素を使い濾過しています。だから透明なのです。反対に右のおこぜは、炭素を使っていないので、無ろ過に近く、この色のよう。



▲シャッター音、多々。朝倉さんは、すごい!人気竹鶴は、味わい豊なコクのあるお酒です。人気、あります。「生もとつくり」というのは、江戸時代からの作り方だそうで、大変に手間暇がかかるのだそうです。濾過していないので、おりがあります。
 


▲これは甘味がとても強く、古酒のような感じもしなくはないのですが、私、好きなんです。初めて飲んだのは、岩手北上市にある、菅原さんのお店「和卿」でした。
  

  

コメント

  1. Ryo

    う〜〜ん、本当に美味しそう。^^;
    随分行ってないので参加したかったのですが、今回は残念!
    お酒も色々美味しそうでいいなぁ。^^

  2. k

    お世話になりました。
    とうとうイベントでも眠ってしまうという失態を演じてしまいました。
    皆さん失礼いたしました。
    楽しくて、おいしくて…の結果につきご容赦くださいませ。
    また『遠足』行きましょう♪

  3. さなえさん、先日は大変お世話になりました。
    あの日はぼたん雪がゆったりと降っていて「丁子屋」さんの雰囲気、窓から見える景色が情緒豊かでしたよね。
    そんな中で頂いたお料理も初めてづくしで美味しかったです。
    鴨鍋自体がお初でしたし、実は「鯉」のみならず「もろこ」も初めてだったんですよ~。
    そしてちょっと大げさですが「あぁ、生きてて良かったぁ」と思うくらい美味しかったのがおうどんでした。
    貴重な体験、美味しい体験をさせていただきました。
    ありがとうございました。

  4. きょうこ

    たいへんお世話になりました。
    さなえさんが書いてあるように久~し振りの「遠足」で本当に楽しかったです♪子供の頃のワクワク感が蘇って・・・雪景色も信州育ちで見慣れているつもりでしたが、琵琶湖とのコントラストはほんとーに美しかったです。
    鍋も他のお料理もとっても美味しかったー!特にもろこは初めてでしたが(これだけ京都通いをしているのに?)日本酒の肴にぴったりで美味しかったです。
    また、「遠足」イベントよろしくお願いします。

  5. さなえ

    Ryoさん
    本当に残念でした。
    とっても楽しい1日でしたよ。
    又行きたいですもの。
    平日なら、まだ可能なようでした。

  6. さなえ

    kさん
    居心地良くて、お腹はいっぱい。
    うとうともしますよ。
    全然大丈夫ですよ。

  7. さなえ

    マトちゃんさん
    良かった!
    色々考えて企画したイベントです。
    今回もそうです。
    ただ鴨鍋をいただくのみならず、朝倉さんとのコラボ。
    うちの会ならではの感動を、皆様には味わっていただきたいと思っています。

  8. さなえ

    きょうこさん
    琵琶湖の雪景色は本当に綺麗でした。
    鴨鍋も美味しかったし、楽しい遠足でした。
    お話しした岩手・北上の「和卿」
    他にも軽井沢や玉村さんの処。
    淡島もいいかと。
    遠足?旅行?
    考えますね。

  9. haru

    ず~っと楽しみにしていた鴨鍋・・
    とうとう味わうことができました。
    ますます鴨が好きになりました。
    鴨も去ることながら、鯉のあらいが感動的でした。
    子供のころはしょっちゅう口にしていたのに、最近はとんと手にはいらなくなりましたね。
    ここの鯉は臭みも全くなく、最高。
    気景色を見ながらの鴨鍋と美味しい日本酒・・また来たい!っと思いました。
    本来旅行が大好きなので、全国どこでも(時間が許せば)プチ旅行したいです。
    とくに美味しい野菜がいただけるところがいいな!

  10. さなえ

    haruさん
    とても楽しいひと時でした。
    皆様が、思っていた以上に喜んでくださったもので、私も俄然やる気が。
    これからも、色々企画していきます。
    こういうイベントは、結構大変ですが、頑張ります!。

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