泉涌寺に移られて、２回目のイベントです。

「斎華」

京都市東山区泉涌寺山内町３５－３　　ＴＥＬ：０７５－２０１－３２３９

カウンター内に置いてあった大きなボウル。中には、上海蟹がウジャウジャ。斉藤さんが見せてくださいました。特優Ｌの雌のみ、生きているものを入れて１５日間、漬けているとのことです。

はやり乾杯は、生ビールです。カウンターの向こうに見える緑が、本当に綺麗で、気持ちのいいお店です。

「寒ブリと黒無花果のサラダ仕立て」から、スタートです。さっぱりといただけます。

「涎鶏」です。豆板醤のソースがかかっていますので、ピリ辛。敷かれている茄子と一緒にいただきます。

ソースが、とにかく美味しい温かい叉焼です。このたれをたっぷり絡めて食べる胡瓜も又、美味しすぎます。

今日の蒸しスープは、何でしょう？

 

蓋が少し開いただけで、ものすご~くいい香りが漂います。なんと贅沢なこと。松茸が、「これでもか！」というくらい入っていますよ。中には、ワンタンで包まれた上海蟹と帆立。上海蟹の味噌がスープに溶け込んで、美味しさ倍増。黄色く見える脂が、蟹味噌の脂なんですよ。

ビーフンに紹興酒漬けの上海蟹の組み合わせ。たとえないようのない、美味しさです。しゃぶりきりました。

そして、こちらの名物「鮑の和え麺」すだちを搾っていただきます。今回は、素敵な木村硝子のボウルの盛りつけられて登場です。豪快に、何枚も鮑が載せられていて、驚きます。

揚げたフカヒレに、合わせているのは、自家製の干し肉・天然舞茸。花穂紫蘇が思った以上に効いて爽やか。いいアクセントになっています。表面がカリッとしているので、ソースを適度に吸ってくれて、いいです。干し肉の実力を実感。

干し肉がこんな風に、厨房に干されています。

「麺は、何にしましょうか？」と斉藤さん。作ってくださったのは、こちら。まかないで食べられている麺です。まかないの中で、詩乃ちゃんが、一番好きだと言う「ニュータンタン麺」です。実はまだ、お客様に出したことはない、ということです。これがまぁ、本当に美味しくて、びっくり。具は豚ひき肉と卵。汁はコクはあるけれど、あっさりしていて、全部飲めてしまいます。これは、病みつきになります。

初めから美味しかったけれど、回を重ねるごとに、更においしくなっています。このままいったら、どうなってしまうんだろう。美味しすぎて、困ってしまいます。斉藤さんとソムリエでサービス担当の詩乃ちゃんとのお話も楽しくて、ついつい長居してしまいます。本当にありがとうございました。この日の午後には、「魔法のレストラン」の撮影もあり、増々予約取れにくくなってしまうのかしら。