ジャンボタクシーをチャーターし、今年も又、鮎を食べに比良山荘に向かいます。ところが・・・、途中通行止め？台風１１号の爪痕がこんな所にも。一瞬冷やりとしましたが、大丈夫とのこと。１番ホッとしたのは、おそらく運転手さんだったかと。

京都市内から、小一時間で到着です。

 今回も、いつもの２階のお部屋を用意してくださっていました。

ビールで乾杯の後は、すぐにお酒です。ここのお料理をいただくには、必要不可欠。この凍った青竹のお酒は、風情があっていいもんです。

 この日は、温かい蓴菜のお吸い物から。

前菜盛り合わせです。子持ち鮎のなれ寿司・鯉の子の炊いたもの・茗荷寿司・鰻の肝のにこごり・岩茸・川海老の旨煮・蜜煮の青梅。定番お気に入りのなれ寿司は、この後もお酒のあてにちびりちびり、と大事に。鯉の子やにこごりなどは、何度か来ていますが、初めて。どれもみんな美味しいこと。

ここの鯉のあらいは、本当に美味しです。関東人の私は、子供の時から食べ慣れていますが、もし食べたことがない人でも、ここのなら、絶対に美味しいと思っていただけるかと。酢味噌でいただきます。そしてもう１つは、鰻の焼き霜。 これも初ですが、よかったこと。

鮎うるかは、想像をはるかに越えた美味しさです。ちびちび、これを肴にお酒。「焼いた鮎の載せてもいいですよ。」と教えていただきましたが、私はあて用に温存。

いい匂いが漂ってきました。運ばれてきました、焼き物の鮎。待ってました！

 

そして、３匹食べ終わった頃、再び。全部で６匹の塩焼きがお腹に収まりました。

この盛り付け、とっても気に入りました。動きが、感じられます。

 

スッポンのお出汁が、抜群です。 中には冬瓜・肉厚の椎茸・ずいき・小芋と、具沢山です。

あまりにも美味しかったので、追加でお願いしたのは、鮎うるか。中に入ってます。

 

山菜でお酒が飲めるなんて・・・、びっくりしました。酢の物です。わらびと手前、独活のジュレかけです。このお皿は、さっぱりしていて、焼き物の後に、ぴったりです。

このごはんが、どれだけ楽しみなことか。人数が多くないと、楽しくないんです。金沢の「和田屋」さんで、経験しました。１人だと、鮎が少なすぎて寂しい・・・。さて今日は？

ジャジャ~ン。やはり見事な光景です。

まずは、頭をはずしていきます。実は周り、カメラだらけです。

そして、身がほぐされて、わぁあ。

おこげが載って、山椒の粉がちょい。

鯉こくと共に味わいます。塩焼きとこれを食べないと、物足らない夏になってしまいます。

デザートは、枝豆餅です。枝豆のつぶつぶ感がしっかりあり、塩気があって、かなり好きかも。

ここは、何度来ても飽きません。というより、ここに来ないと、その夏は、物足りなさを感じます。この日は、今までで１番よかったかも。大満足です。

お水、冷たかった。このあたり、本当にいい所です。