日々のこと

柿と「Kako」

コメント(2)

2005.10.31

イタリア料理教室をしている友人がいる。

その人と今日、一緒に柿を食べた。
その時に聞いた話。
  

イタリアでは、日本のように、固い柿を切って食べる事はないと。
じぁあどうやって?
ぐじゅぐじゅに熟れた物をスプーンですくって食べるのだそうです。
柿は本来ヨーロッパには無かった。
今あるのは、おそらく日本から入った物で、その物ずばり「Kaki」。
何個か、盛り合わせで売られている。

さて、ここでイタリア語講座。
イタリア語では、単数は「o」複数は「i」で終る単語が多い。
                       

「男の子」という単語の場合。
単数では「bambino」、複数では「bambini」
では「スパゲティー」
単数では「spaghetto」、複数では「spaghetti」
  

で、話は元に戻ります。
 
だから、イタリアの人達は、「i」で終っている「Kaki」は複数形だと思っているのです。
  
拠って単体の柿を、彼らは「Kako」と疑わないのです。
  

冗談みたいな、本当の話。
  

この話、息子にしたら、もうひとつ、この手の話をしてくれた。
  

イタリア語の先生がしてくださった話。
 
撮影などの為、着物をイタリアに運んだ。
   
箪笥には、「Kimono」という文字。
  
この中身を確かめたイタリア人
 
「なんだー、こんなに沢山入っているじゃないか」と書き換えた。
  
「Kimoni」と。


051025.jpg


コメント

  1. AY

    ははは、、、
    柿は日本では庭木で一番多く植えられている木だそうです

  2. さなえ

    そうですね。
    今の時期、実がなっている柿の木をいろんな所で見かけます。

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