さろん木々イベント

「青草窠」では最後の、松川さんのお料理を満喫しました。

コメント(4)

2010.08.16

どうしたら、いいんでしょう?

大好きな松川さんのお料理が、しばらく食べられません。
というのも松川さん、実は7月31日を最後に、ここのお店をおやめになりました。
まぁ、色々あったのですが、私は、寂しい・・・

こうなれば、1日でも早く、新たなお店でいただける日を待つのみです。
以前のように、連絡とれなくならないようにと、今回はしっかり。

待ってますよ~。




▲ここのお店の、一番大きなお部屋。10人掛けのテーブル席を貸し切って、食事会をいたしました。この日の為に考えていただいた、メニューになっています。
 


▲松川忠由さんです。私は、この方の作られる物が好きで、こちらに通っていたのですが・・・。実はこの日がラスト。おやめになられました。開店当初からいらしたサービスの方々は、すでに先にやめられておられます。
 


▲蓋物の「春海バカラ」に入って、先附が出されます。



▲中には、海老・北海道のウニ・岩茸・ミニおくら・ずいき。山葵が少し効いた梅肉和えになっています。
 


▲同じお料理でも、器が異なると、こんなにも雰囲気が違って見えるんですね。こちらは、バカラのヨットシリーズ。持ち上げてみると、よくわかります。航海中でも大丈夫なように、どっしりと重いのです。
 


▲そしてこちらは、氷がぎっしり詰まったつるべ入りです。水差し用に使う物を、もう少し小さめに作ってあります。



▲続いては、冬瓜とグジの煮物椀です。鰹と昆布で取ったおだしに、よく焼いた骨を最後に加え、香り付けしてあります。身の方は、炭火焼きしてあります。
 


▲蓮の葉の上に盛られているのは、明石のタイ・相模湾揚がりのアオリイカ。そして花きゅうりに岩のりです。見えないのですが、この葉の下にある器は、備前焼 の陶工としては、初めて人間国宝 となった金重陶陽の器です。
 


▲とっても涼し気でしょう?。手作りのひえひえの氷の器には、熊笹の粉を練り込んだひやむぎと刻んだ油あげが盛られています。



▲全部入れてしまって、ちょうどいい濃さに作られているつゆ。一機に。
 


▲この日は、どんな風に登場するのか楽しみだった鮎です。から揚げでいただきます。京都 由良川産。こちらの蓼酢は、炊いた米+米酢+蓼のミンチを加えています。枝豆とコーンのから揚げも、香ばしいこと。
 


▲生ビールの次は、やはり冷酒をいただきます。杯も色々。そのどれもが楽しくて、悩みます。



▲お酒は「立山」をいただきます。銘々に、とっくりを用意していただきました。さぁて、どれにしょうかしら?皆で、思案中です。
 


▲私は、この組み合わせです。
 


▲丸ごと焼いて、ざくっと手で裂いた賀茂茄子。そして、手前には、飛騨牛のヒレ。塩と山葵でいただきます。



▲冷たい一品。無花果の白味噌炊きです。アンティークのバカラに。
 


▲同じものでも、ほら、違った感じに。こちらは、ラリック。
 


▲そして、鱧のしゃぶしゃぶ。



▲切り方も又、すばらしく美しいのです。骨切りをして開いた状態。
 


▲皮目はやはり堅いので、だしにくぐらせます。ぽん酢でいただきます。
 


▲そしてごはんは、そのおだしで作ったプレーンなお雑炊です。



▲生姜・葱を加えていただきます。
 


▲毎回のことながら、最後まで、本当に満足させてくれます。すごい口どけの水羊羹です。実にさっぱり。
 


▲お茶をいただきます。



▲桃の上には、リキュールのシャーベットが載っています。ただかけるより、ずっとおしゃれですね。
 


▲イベントでは、たいていの場合、お土産を付けていただいています。この日はじゃこの炊いたのです。後日いただきましたが、ふんわり柔らかで、実に穏やかなお味に、びっくり。
 


▲夜の為、氷の器を削り中の松川さんです。



▲包丁1本で、ザクザクと。
 


▲あっという間に、作り上げてしまうんです。みんなで、カウンターまで見学に行ってしまいました。
  

 

コメント

  1. Ryo

    残念です、ついに伺えませんでした。(T.T)
    新たなお店を構えられたときには必ず。。

  2. さなえ

    Ryoさん
    それは本当に残念です。
    次どうなるのか?
    まだわからないのです。
    決まり次第、お知らせしますね。

  3. richarisu

    器が、これでもか!と「涼」を演出していましたね。
    料理は勿論のこと、楽しませていただきました。
    来週又、西への旅。帰りにおかださんに寄ります!(^^)!

  4. さなえ

    richarisuさん
    松川さんが最後の日に、このようにイベントが出来て、よかった、と思っています。
    いつもすばらしいですけれど、この日はさらに。
    鱧は、感動ものでした。
    和食の真髄に触れた気がしています。
    現在京都です。
    私もおかださん、行こっ~と!

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