今日は、テーブル席です。
2006.11.11
京都市東山区大和大路四条下る4丁目小松町566-27
TEL:075-551-5000
今日は、昼からやってきた友人達と一緒です。
今回の旅の目的の1つは、ここのお料理をいただく事です。
皆、とても楽しみにしていました。
4人ということで、今回は、店の一番奥にあるテーブル席です。
カウンターからは、中庭越しにチラッ、と見える部屋。
前回、「向こうはどうなっているのかなぁ~。」と、思っていた場所です。
私の楽しみは、ここに行って見ることでした。
天井高がかなり抑えられた空間は、それ故に落ち着きが出ています。
どの位?
背の高い佐々木さんは、梁にゴツン、と頭をぶつけていましたよ。
カウンターも備えられ、電磁調理器も完備されています。
席数は、全部で11。
今日は真ん中を衝立で仕切って、私達以外にもう1組のお客様です。
▲先附けは、焼いたホタテと海老と野菜の黄身酢がけです。壬生菜の漬物が一番下です。そして、紅芯大根も昆布と塩で漬物風になっています。上には、鱒の卵の塩漬け。全体をあえるようにしていただきます。塩気が海老とホタテの甘味と相まって、丁度いい。 |
▲お椀が運ばれてきました。「う、ぅ~ん、2種類?」1つは、この時季に使われる、私の大好きな菊柄の物です。「ははぁ~ん。新しいのが出来てきたのね!」ピンときました。案の定届いたばかりというお椀です。蓋を返せば、渡月橋と嵐山。秋爛漫の図柄です。 肝心な、お椀の中身の説明です。今日は、津居山の松葉蟹のしんじょです。蟹がこれでもか、というくらい沢山。そして、箸を入れれば、ほろほろとくずれる程に柔らかい。ここのお店のしんじょは、とにかく絶妙な柔らかさなのです。うぐいす菜が彩りです。吸い地は、薄い葛仕立てです。 |
▲お造り2人分。今日は個室です。立ち上がって上から撮ってみました。 熊本の馬刺しは、生姜醤油で。大分の焼霜作りにした鯛は、脂がのっていますので、塩と酢橘で、さっぱりと。小鉢には、富山の白海老・上に昆布森(北海道の釧路の方)のウニが載っています。今日のトロは大間産。オオトロからカマトロの間くらいですので、それはもう、言わずと知れたところです。 |
||
▲ここで、一息。小蕪が含めににされ、さらに玉締め(茶碗蒸し)になっています。蕪は、結構しっかりした濃い目の味に煮られています。 |
▲新店の目玉、ピザ釜で焼かれたアワビが登場です。焼かれる前に見せていただきましたが、それは大きな物です。13年くらい?とか。かかっているのは、裏漉しした肝に、隠し味としてオイスターソースが入った、肝ソースです。あまりにも豪快(大ぶり)に切られているので、食べにくいこと!!!嬉しい悲鳴です。 |
▲津居山のコッペカニは蒸されています。コッペカニというのは、松葉蟹のメスのことです。この様に綺麗に食べやすい状態で出てきますので、食べるのみ。ほぐすのに夢中で無言、などという事は無しです。 あまり蟹に興味のない私ですが、これは、大好きなんです。 |
||
▲揚げた蓮根餅には、人参・木耳・銀杏などが入っています。シャキシャキ感を出す為、大きめの微塵切りにした蓮根がたっぷりです。おろし生姜を汁に溶いて、いただきます。 先日(9日)の朝、NHKをご覧になった方、いらっしゃいますか?佐々木さん、生放送で、これを作っていたんですよ。 |
▲ご飯は丹波の栗ご飯です。この様に、部屋の片隅にカウンターがありますので、ここで、よそってくださいます。ほんのり甘いご飯です。残った物は、おにぎりにしてお土産として、持たせていただきました。 |
▲最後、楽しみにしていましたが・・・。やはり元通り、フルーツのみでした。前回がブリュレ付きだったので、ついつい期待してしまいました。ガクッ。 |
2009.06.30
2009.01.06