行ってきました

料理も器ももうすっかり秋です。

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2006.11.10

京都市東山祇園町南側570-6
TEL:075-551-3200
日曜・休み

毎回のことですが、黒板に書かれているお推めを見るのが、とても楽しみです。
今日は一体、どんな物がいいのでしょうか。
好きな物が書かれていると、嬉しくなります。

「今日はどうしましょうか?」
一品料理だと、やはり量もそれなりにあります。
多くの種類をいただきたい私とすると、やはりコースです。
でも、黒板の「天然ブリ」という文字が気になります。
こういう時は、その旨を伝えましょう。
そうすれば、コースもアレンジしていただけます。




▲先付けです。今日は、品のいい織部の器に汲み上げ湯葉です。ウニが載って、豆乳あんがかかっています。花穂しそが色どりを添えます。自分で料理をする時は、どんな器に盛ろうかと、あれやこれや考えます。この短い時間がとても楽しいのです。ですからお料理屋さんでも、どんなお料理が、どんな器に盛られて出てくるのか、とても楽しいのです。ここのお店は、結構私のセレクトと合っているかなぁ。今日の織部もとても好き!
 


▲アオリイカのお造りです。食べやすいように、細かい切り込みが入っています。焼き締めの器に盛られている為、イカの透明感が際立ち、尚美味しそうに感じます。塩と酢橘でいただきます。お料理もですが、私は、岡田さんの器のセレクトが好きです。
 


▲続いて、お造りその2です。ヨコワとヒラメ。どちらも、はずせません。



▲お椀は、銀杏豆腐・アマダイ。かぶらの擂り流しになっています。思えば、ここのお店で一番初めに食べたお椀が擂り流しでした。具は違いましたが、とにかくこれに、はまってしまったです。今日のは、銀杏の風味満天です。薄いとろみがついているので、体も温まります。寒さに向かってのメニューです。
 


▲見てください。こんなに丁寧に毛がにがほぐされています。実は私、蟹(特に松葉蟹)にあまり興味がないのです。ですから、ほぐすのが面倒で頼みません。その点、このお店は最高です。こんなにして出してくれるから、私でも、いただけます。
 


▲大好きなブリは、塩焼きで登場です。「かなり美味しそうです。」と出されましたよ!塩が効いているので、レモンを沢山絞っていただきます。好きな物は、骨がついていようがなんでも、苦でもなんでもありません。



▲柿なますです。昨年はこれを真似て、家の教室で作りました。大根・きゅうり・ビーツ・柿・とんぶりが入っています。甘味も強いのですが、酢も効いている、という私の好きなパターンです。
 


▲焚き合わせは、巻き湯葉と明石のつけ焼きした穴子です。青みは、茹でた菊菜です。
 


▲「お造り定食を食べてもらおうと思って」と岡田さん。で、出されたのはこれです。ご飯は昆布を入れて、土鍋で炊いています。ブリ好きな私は、もう大大満足です。一緒についてくる胡麻・大葉・海苔・などの、薬味もごはんに載せて、幸せです。
今回もすっごく美味しいデザートをこの後、いただきましたが、こちらは、別にアップしますので、お楽しみに。

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