日々のこと

京都で食事をする店は

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2006.10.18

先日京都に行った折、今まで行った事のないお店、何軒かに行ってみました。  
それでわかった事がありました。

無意識でしたが、私がどうやってお店を選んでいたか、です。

やはり私は、観光客・よそ者だなぁ、と再認識したのです。

私が時々見るサイトで、ものすごく評判のいいお店があります。
今回は、このフレンチのお店に行ってみたのです。

お店は、可愛らしく、素敵です。
お料理も美味しい。
接客をしてくださるマダムも、実に笑顔が似合う、感じのいい方でした。
なぁんにも悪いところはありません。
むしろ好きなんです。
なのに、なんだかワクワクしないのです。

なんでかなぁ?
考えてみました。
そして、わかりました。

建物・ロケーション・料理など、全てが東京っぽいのです。
せっかくの京都なのに、まるで東京で食事している感じなのです。
これです、原因は。

考えてみれば、私が好きで行っているお店、みーんな
違いますもの、東京の店と。

「祗園 さ々木」「祗園 おかだ」「上賀茂 秋山」「せき川」「割烹 まとの」など、和食のお店は、当然食材も違いますし、いかにも京都です。

好きで通っている「Maekawa」は、鴨川を望むローケーションな上、フレンチと言っても、食材に京野菜が使われていたりで、どこか京風です。
「クッチーナ イル・ヴィアーレ」もそうです。
沢山京都ならではの食材が使われています。  

そして、イタリアン「トラットリア ニーノ」
町中にあるにも拘わらず、なんとも雰囲気のある一軒屋のお店です。

どれを思っても、東京には無い物があります。
よそ者が感じるであろう、「京都らしさ」が存在しています。

初めてわかった自分の無意識のお店選び。
やっぱりよそ者なんですよ。


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