日々のこと

将軍塚

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2006.04.18

京都にお気に入りの場所は数々あれど、ここは又特別な思いがある場所です。
太古のお想いに浸れる、ロマン溢れる、そんな所なのです。
「大日堂」、「将軍塚」、と呼ばれています。

京都の歴史は、全てここから始まりました。
そう言っても、過言ではないのです。
そして、そんな場所に自分が立っている事に、訪れる度に興奮を覚えます。

昔むかしのお話です。
都は、平城京にありました。
そしてその後、長岡京に移されたのですが...。
桓武天皇の時代のお話です。
ところが天変地異は起こり、疫病は流行り、と不幸な事ばかりが起こったのです。
悩まれた天皇を、和気清麻呂が、ここに案内した、とされている場所です。

一度、足を運んでみて下さい。
ここからの景色がどんなか、是非見ていただきたいものです。
小高い山の上となるここからは、京都の町が一望です。
ぐるーっと、見渡す事が出来ます。
京都タワー、鴨川、町並み。
そしてそれらを、ぐるっーと、取り囲んでいる山々。
京都が盆地であることが一目でわかります。

ここに立たれた桓武天皇は、何を思われた事でしょうか。  
はるか昔に思いをはせます。

結局天皇は、この後都を京都に移されたのです。
ここは歴史の一ページ、平安京の第一歩なのです。
そんな事を肌で感じ、ぞく、っと寒気さえ感じるのは、私だけではないはずです。

敢えて写真は違う物にします。
どうぞ、ご自分の目で。
名前の由来は明日に。


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