行ってきました

穏やかな、優しい味付けです。

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2006.03.10

京都市東山区大和大路通三条下ル3丁目弁財天町15 スペースしんばしB1
TEL:075-525-2217

昼・昼・夜。
ここ「Maekawa」さんに伺うのは、今回で3度目になりました。
今日は、京都で知り合って、仲良くしていただいている方達との食事です。  
夜のコースは3種類あります。
今回は真ん中、7000円のをお願いしました。

私はここのお料理が好きです。
言葉が違うかもしれませんが、普通に美味しいのです。
私はこれって、実は中々ない事で、すごいことと思っています。
味が穏やかで優しい、というのもですが、器が和の作家物あり、洋食器あり、そしてカトラリーも打ち出しのスプーンを使うなど、それだけで、とても楽しいです。
私は、リゾットが盛られていた食器がとても気に入り、翌日購入しました。
山田晶さん、とおっしゃる作家さんの物で、見た目は、まるで漆器のようです。
Maekawaさんでは、こんな素敵な器に盛られて、お料理は出てくるのです。
さりげないですが、ご主人のセンスやこだわりは、随所随所に感じていただけると思います。




▲まず初めは、牛肉の焙り焼きとウニの一口蒸しです。お腹が空いていて、味わう暇もなく、ぺろり、といただいてしまいました。お肉の旨みとウニの濃厚さが、餅米にちょっと浸み込んで、美味しいです。こういうの、大好きです。これなんかは、完全に和食の飯蒸しですね。これから何が出てくるのか、期待させられます。友人達は、もうこの時点で、器が可愛い、を連発していました。
 


▲九条葱の冷たいスープは、中に生うにが入っています。そして見ての通り、コンソメのジュレが浮いています。。香りは、ホント葱だぁ!葱大好きな私には、嬉しい一品です。「祇園さ々木」さんの2月の先附け同様、葱の甘さ、旨みを余す所なく生かした一品です。
 


▲桜海老のキッシュです。添えられているパイと一緒にいただきます。敷かれたソースが又香りを添えます。トマトを煮詰めた物・バジルの2種です。



▲この様に生のお野菜をいただくには、和食では...。アジのマリネ・タイ・ホタルイカと京野菜のサラダです。上にのっているのを崩しながらいただきます。何だ、と思いますか?「パート・フィロー」と言う、とうもろこし粉で作られた物です。私が知っているのは、冷凍で売られていました。これでチーズを包んで揚げたのを、以前習った事があります。ラデッシュ・ズッキーニ・独活・さやえんどう・トマト・ブロッコリー・ベビーリーフ等などなど。春らしい野菜が満載です。砕いた木の実(胡桃・ピーナッツかな)が食感を。おろしたカラスミが香りを添えて、いっそう美味しくなっています。
 


▲甘タイ・筍のムニエルです。ソースはサフランです。アマダイの上には、マッシュポテト、そしてソティーした筍。ほうれん草のソティーが添えられています。イタリアンパセリの緑が映えます。
 


▲春野菜のスープです。お好みで、添えられている粒マスタードを溶きながら、いただきます。ベーコンのだしがアクセントに。カリフラワー・パプリカ・トマト・おくら・人参・いんげん・椎茸・ブロッコリーなど、何種もの野菜が入っています。器も綺麗です。



▲山菜のリゾットです。オマール海老・ボタン海老が1個ずつ入っています。お米だけでなく、麦が入っているようです。海老のおだしがものすごく効いています。お野菜は、ホントに小さく切られていますので、目では、菜の花・青梗菜の軸?くらいしか、わかりません。この器、本当に素敵です。楕円形で、一見漆器に見えます。色も漆風の仕上げをしてあります。。
 


▲お肉は、牛ひれのステーキです。トリフのソースが、いい感じです。マッシュルームと舞茸のピュレが濃く、スライス玉ねぎ・ポアブルローゼと言う私の好きな組み合わせ。
 


▲最後のデザートは、メニューの中から、チョイスです。皆、食べてみたくなります。私はチョコレートムースを選びました。春色のソース添えです。友人達は、各々、「苺づくしのプチシュー・春の訪れ」とブランデー漬けのチェリーを使ったクラフティーを選んでいました。

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