もう秋ですね
2005.11.10
京都市東山区大和大路四条下る4丁目小松町566-27
TEL:075-551-5000
めっきり、秋らしくなってきました。
京都も今年は1週間くらい紅葉が遅れるようで、ようやく色づき始めたかな、というところです。
それでも、ここ「さ々木」さんのお料理はすでに秋爛漫。
しつらえも器もすっかり秋でした。
もろこ、ほんとうに貴重な物を食べさせていただけて、感謝です。
びっくりしたのは、こんなにちいちゃい魚なのに、葦の生えているところまで、ボートで漕ぎ出して一本釣りしている、という事です。63匹、大きさも揃った、綺麗な見事なもろこでした。
蟹に合わせて出てきたお酒、どびんどりの「雨後の月」、純米大吟醸は初めてでした。しっかりとした味がいいかも。
日本酒、大好きの私は、お料理だけでなく、毎回、どんなお酒が飲めるのか、それもとても楽しみなんです。
▲北海道の1年以上2年までの生牡蠣は、ゆるゆるのゼリーをかけてあります。濃厚な味の牡蠣にちいちゃなさいの目切りの山芋がしゃきしゃき感を添えています。 |
▲「ほっこりと小蕪の炊いた物です。」と出されたのがこれ。蓋を開けると柚子のなんともいい香りが。銀杏、しめじ入りの銀あんが。器ももうすっかり秋。体も温まって、ホットします。 |
▲旬に入ったかと思うくらい、フッカフッカのくもこ。鰆は皮肌1cm位の美味しい処だけ、皮面を焙って。(ちなみに後の部分はまかないになるそうです)「鯛は味があるで」・・・、とすだち塩で食べるのを薦められました。にぎりのとろは最高!大間産です。 |
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▲半分中とろ、半分赤身のいいバランスの鮪のづけにぎり。ちょっと醤油に漬けただけですが、ここのは、ひと味もふた味も違う、生っぽい物です。お寿司はもうひとつ、鯵も出ました。 |
▲「秋も深まってきたんでー」と出されたのがこれ。伊勢海老と胡麻豆腐の白味噌仕立て。殻をオーブンで焼き、2時間以上かけて取られただしは、ものすごく力強く、お味噌の加減も真冬程の濃厚さがなく、絶妙で、とても美味しい一品でした。 |
▲見てください、琵琶湖の天然もろこです。63匹のみ手に入ったとの事。とってもとっても貴重品!春のもろこは骨も硬いので飴炊きにしますが、今の物は「絶対 塩焼!」と佐々木さん。 |
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▲と、言う訳で塩焼のもろこです。汗だくになりながら、焼いてくれました。なんとも言えないいい香りがして、柔らかく、美味しかったわぁ。 |
▲4日前に解禁になったばかり。こっぺ蟹は、せこ(メス)の方が美味しいとの事。「腹の身は、生姜酢の中に入れて、ぐじゃぐじゃにして食べたら、旨いよ。」と教えてもらいました。 |
▲水菜、ぐじ、お揚げの汁物。露路物の水菜はやはり違います。しゃきしゃき、といい食感。 |
2009.06.30
2014.04.12
「日々のこと」の「壊れちゃった~」を読んだあとに拝見する「行ってきました」は感慨ひとしおです。本当に大変だったのねぇ。。。
毎回、見ただけで美味しさの伝わってくるお写真と、読後感ならぬ食後感を楽しみにしています。いつも、お写真を見て、感想を読んだだけで、私も一緒に美味しくいただいた気分になっているの。 なかなかお店に伺えないのが残念!
今回の『さ々木』さんも『おかだ』さんも、季節感が溢れていて秋色満載で、どれもとっても美味しそう☆☆☆
これから寒くなると、蟹・ふぐなどなど、美味しいものが増えますね。 日本酒が益々すすみそう・・・
正直、大変でした。現在、目がしょぼしょぼしてます。
でも、こうやって見ていただけてると思うと、頑張れます。
秋はやっぱり、和食がいいです。
美味しいだけでなく、目も楽しめて満足できますね。