京都から湖西線に乗り、２５分弱。この日は、堅田へ。ここからはタクシーに分乗して目的のお店に。

「余花朗」

滋賀県大津市本堅田１－７－１６　　ＴＥＬ：０７７ー５７３－０００１

浪乃音酒造さんが、お酒造りが比較的暇な時季のみ、完全予約制で営業していらっしゃるお店です。夏は鰻。冬はに、粕汁が楽しめます。

１軒家の大変雰囲気のあるお店です。

 

お酒は、蔵元さんですから色々揃っていて、お料理に合わせて出してくださいます。買うことが出来ない貴重な物も、ここならではです。味わうことが出来ます。初めは、山田錦　大吟醸　斗瓶取り。３０本しか出来ないそうです。当然ですが、非売品です。

こちらでは、調理はされないので、お料理は近所のお店からの仕出しです。

その後お酒も、かぼすのリキュール→渡り船の純米大吟醸　斗びん取りなどなど、色々いただきました。この濁ったお酒は、斗びん取りを冷蔵しておいて、下に溜まった物です。ごく僅かしか取れないお酒です。

「鰻ご膳」ということで、ごはんはしっかり焼かれた、関西風の鰻です。

そしてもう１種。

おだしを注いでくださいます。

鰻茶！ごはんには、蒲焼のたれが混ぜてあります。

こちらのお菓子は、酒粕を使ったチーズケーキ。すごく美味しかったです。コーヒーまで出していただけて、とてもいい時間でした。

ご主人　中井さんが、お庭のお話してくださっています。背中に書かれた文字が、かっこいいこと。京都に来れば、滋賀県のお酒は沢山目に着きますが、いいお酒、沢山あるにもかかわらず、東京ではあまり見かけません。、１番知られているのは、松の司かしら。

昭和初期の作庭家　重森美玲氏による庭だそうです。東福寺や高野山の宿坊のお庭など、多くの皆様はきっと、目にしておられることでしょう。