カンテサンスの初ランチ
2015.10.10
品川区北品川6-7-29 ガーデンシティー品川御殿山
TEL:03-6277-0485 03-6277-0090(予約専用)
日曜+6日間・休み(確認のほど)
久しぶりの「カンテサンス」です。楽しみにしていました。しかも品川に移転されてからは初めてで、初お昼となります。実は今回で3かい回目になりますが、何故か、書いていませんでした。
個室なので、写真が撮れましたが、ここ以外は不可です。
まず運ばれてくるのは、白紙のメニューです。左側には、オーナーシェフでいらっしゃる岸田周三さんの料理に対する想いが書かれています。
今回は、ダイナースクラブ フレンチレストランウィーク「ムニュ・グルマン」特別企画ということ。友人が席を確保してくれました。で料理の内容は、これが通常のランチメニューと同じなのか?異なるのか?ちょっと、わかりません。
ご一緒した方の中に、ワインの専門家の方がいらっしゃり、私達の懐具合を考えつつ、且つ、料理に合いそうな物を選んでくださいます。
濃厚なモンサンミッシェルのムール貝を使った冷製スープは、ハマグリのフォンがベースで、サフラン風味です。入っている香味野菜が、シャキシャキ。
こちらのお店の代表的な物。塩とオリーブオイルを、味わうための一品です。京都の山羊のミルクをババロアにしてあります。上には、薄くスライスされたマカダミアナッツと百合根。これに塩とオイルを合わせてあります。使われている塩は、ゲランドのフルール・ド・セルで、オイルは、ブレンドしているのだとか。
白ワインはこちら。アルコール度数、15.5度もある白です。香りがとてもよく、いい酸が感じられます。
温かいケークサレです。上には、パルミジャーノレッジャーノ・マッシュルームのペースト・スリランカの胡椒で、皮をむいたブラウンマッシュルームを和え、さらに上にうに。
魚料理は、金沢からのヒゲダラ。大きな塊のまんま、加熱。皮部分はカリッとさせる為、しっかり。身部分は、余熱で火入れ。芯の部分は、少し生っぽいいう絶妙な感じ。日向の「ヘベス」という柑橘の酸味が柔らかい汁に、生姜・茗荷などを合わせたソースで、さっぱりといただきます。向こう側にある万願寺唐辛子は、中にトマト・オクラ・蓮根を詰めてあります。
メインは群馬の芋豚です。大きな部位のまんま、まずは260度で1時間半。その後は、5~6分休ませては焼く。又休ませては焼く、の繰り返しで、2時間半から3時間、徐々にじっくり時間をかけてオーブン焼きにしています。添えの赤い物は、ビーツのフリット。ソースは、アワビ茸・ジロール茸を焼いて、白ワインベースにエシャロットやハーブを加えてたソースでいただきます。
赤はこちら。
デザートは、焼き立てアツアツのベイクドチーズケーキです。クリームチーズにサワークリームを合わせた物。
メレンゲのグラス。焼き上げたメレンゲを粉々にし、ミルクで作ったアイスと合わせています。能登の海水をひと吹き。
以前いただいた内容を思うと、少し印象が異なりました。いただきやすくなったのかしら?シンプルになった印象が。こうなると、夜もいただいてみたいものですが、なんせ予約が取れないお店です。いつ、伺えることでしょう、ね。
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