善光寺へとつながる、中央通り沿いに建っています。江戸時代には、加賀の前田藩が、参勤交代の折りに本陣として使っていたという、由緒ある宿でした。現在は残念ながら、食事とウェデイングのみです。こちらでは、ジンの字を、「御本陣」ではなく、「陳」を使い「御本陳」とされています。

夕刻の美しい佇まい。

 

昼間は、こんな。明りがともった頃が、より美しいかな。

 

創業は１６４８年。そして大正１４年に、善光寺の仁王門の再生をてがけた、越後宮大工　師田庄左衛門の手により、和洋の大正ロマンティシズム溢れる建物になりました。さらには２００６年、外観をリノベーションし、宿泊をやめ、レストランとウェデイングの館となりました。

左側が入口になります。ロビーには、暖炉があります。

 

夕食を済ませ、吹っ飛んで行ったのは、こちらのバーです。なんせ、ラストオーダーが２１時だというのです。ひさびさに、地方だなと、感じさせてくれました。昼間は。カフェとしても使われています。

とてもいい雰囲気の中、いただいたのは、ジャックローズとモヒートです。

 

 こちらが、メインダイニング「ウィステリア」　こだわりのイタリアンがいただけます。ランチは、パスタからステーキなど、いただけます。夜は、２つのコースとアラカルト。

そして奥に進むと、個室が２つ。雰囲気があります。

これは、福沢諭吉の書です。ここは、有栖川宮・伊藤博文・福沢諭吉など、各界の著名人や名士の社交場だったようです。

外に出ると、その先にあるのはチャペルです。

 

２階は、披露宴会場や会議などに使われる大きなお部屋があります。

 

階段の吹き抜けに下がるライトも、綺麗です。

　　　雰囲気がよく、とっても素敵。長野市に行ったおりには是非、寄ってみてください。次回は食事、しょうっと。