お料理のみならず、器も楽しかった 初、「青いけ」さん
2015.03.30
京都市中京区竹屋町高倉西入塀之内町631
TEL:075-204-3970
12:00~13:30 18:00~21:00
月曜・休み
京都では、あまり行かないのがフレンチです。それは・・・、カウンターのあるお店が少ないからです。フレンチ自体は、大好きなんですけれど、ね。「どうぞ」と言っていただいても、テーブル席に1人は、何だか申し訳なく、カウンターが気楽で好きです。
評判も良く、カウンターがある。それじゃ、行かなくちゃ、ね。佇まいは和風なので、和食屋さんかと、見違えてしまいそう。けれどもフレンチのお店です。
伺ったのは、1人でお昼。初めてだったこともあり、メイン料理を、魚か肉のどちらか選ぶ、一番軽いコース3800円にしました。
先ずは、「黄人参のムース コンソメゼリーかけ」からです。柔らかさ加減が、好みです。このガラスのお皿は水色もあり、お2人でいらしていた方は、色違いで出されていました。
野菜のテリーヌとヒラメのカルパッチョ。3色のソースは、白が玉ねぎ、赤はビーツ。黄は黄色のパプリカで作られた物です。
カルパッチョをめくると、ほら、綺麗なお野菜のテリーヌが隠れていました。
パンは、グラススタジオのお皿に盛られた、塩・オリーブオイルと、白ごま・クミンシード・コリアンダーのミックススパイスで、いただきます。クミン好きな私は、嬉しい!
網焼きにされた帆立貝と富山のホタルイカは、バーニャカウダソースでいただきます。優しいお味付けで、いい感じです。
そして、大原の大根のスープ。
この日は、初めからメインはお肉が食べたかったので、これにしましたが、結果、前菜がお魚だったので、正解だったかな。
「チキンフリカッセ クリームソース」皮目を焼いて、68度で4時間真空調理してあります。柔らかくしっとり。この調理方法の良さが発揮されています。この時に出たチキンスープと玉葱で作ったソースでいただきます。これは、大好き。もう1切れ、食べたいくらいでした。
1階にカウンター8席と2階のテーブル12席。現在は、シェフを含め3名のスタッフで、、調理とサービスをなさらなくてはなりません。その為 青池さんは、満席にはしないようにされているそうです。
デザートは、春らしく苺のソースのかかったブラマンジェです。ヨーグルトシャーベットと共に。
コーヒーをいただきます。器が好きなんで、楽しんでいます。
この日、1番最初に気になったのは、お水ようの、このグラスです。イタリアの吹きガラスです。以前はもう少し薄手を使っておられたそうですが、壊れてしょうがなかったそうです。これは、少し厚みがありますが、綺麗ですね。
そして、カトラリー。細めなのですが、バランスよく、使い勝手がとてもいい。私の好み。イギリス王室御用達「アーサープライス」の品です。あのタイタニックでも使われていたとか。シェフは気に入って、個人輸入なさったそうです。
オーナーシェフ 青池啓行さんです。お忙しそうに調理されていたこともあり、途中までほとんどお話ししていませんでした。無口な方なのかと、勝手に思っていましたが、器がきっかけとなり、話かけてくださいました。こだわりがおありで、楽しいお話でした。
2016.03.08
2015.03.30
私も最近の洋食ではかなりの良い感触をもったお店です。
何度かおじゃましましたがランチしか行けてないので是非夜にもと思ってます。
Ryoさん
私も同じこと思い、すでに夜、予約を入れました。
重くなく、かといって軽くもなく、私には、いい塩梅でした。