ようやくうかがえた「ごだん宮ざわ」さん
2014.11.21
京都市下京区東洞院通万寿寺上ル大江町557
TEL:075-708-6364
人気店「じき宮ざわ」のご主人 宮澤政人さんが出されたお店です。2014年7月14日オープンしました。場所も、堺町のお店からも近く、四条烏丸の駅から歩いてすぐの、便利な所にあります。
網代天井も美しく、和建築の美しさを感じます。カウンター席8の他に個室が1部屋あります。
お昼は、5800円・8800円。私がいただいたのは、せっかくなので、8800円のコースにいたしました。
煮穴子と牛蒡の玉〆です。ところが牛蒡の姿は、どこにもありません。そうなんです。卵液の中に液体になった牛蒡が混ぜ込んであります。そのせいで、色が少し黒っぽいでしょう?
お椀は、鱧・水菜・椎茸。結構しっかりしたお味付けでした。
お造りは、そのままではなく、このような形で。朝採り茄子・塩水ウニ・海苔と共に。葛でとろみのついた土佐醤油がかかっています。
焼き胡麻豆腐は、膨らんでさながらお餅のよう。これは「じき宮ざわ」さんの名物なので、何度となく、食べているのですが・・・、少し味が変わった?加えるお酒の量が増えた?甘味も控え目になった?かな。
サワラの塩焼きは、皮の部分は炭火でしっかり焼いて、身の部分は、ほんのちょっと火入れしただけ。しっとりさが、残ります。
手打ち蕎麦のからすみ和え。これは相当、美味しかったのです。
小芋・無花果・焼き茄子の玉味噌かけ
ハモだしベースの茸鍋は、ご覧の通り、ぐっつぐつ。煮えたぎっています。山芋とろろが、入っています。
中には、畑しめじ・花びらたけ・あわびだけなど。
色々な種類のあるお漬物。お替りも出来るのが、とっても嬉しい。おくらの味噌漬けが、好きなんです。
土鍋炊きのごはんです。1膳目2膳目と、刻一刻と変わっていく味を楽しめます。
代白柿。グジュグジュ感が、たまりません。
目の前で仕上げられるきんとん。立ててくださる濃いめのお茶と、よく合います。
本当に恥ずかしがり屋さんの宮澤さんです。抵抗むなしく?観念してのショットです。爽やかさは、初めてお目にかかった時から全然変わりません。2児のパパになられても、本当に変わりません。
2016.03.09
2016.03.09