「にしぶち飯店」さんでの、初めてのイベントです。行きたい方が多くて、１０人でお邪魔しました。

「にしぶち飯店」

京都市東山区八坂鳥居前下ル上弁天町４４４－２　ＴＥＬ：０７５－５６１－１６５０

 冷たい先付からです。中華スープを使った茶碗蒸しです。中には、うにとシャキシャキとした歯触りのいいみじん切りの蓮根です。

これ私、大好きです。美味しかったぁ。葱油のかかっているキンメダイにと、ラー油和えの夏野菜。無花果には、胡麻クリームがかかっています。キンメと野菜がとてもよく合って、野菜を倍、欲しかったくらいです。これがメインでもいいくらい。

紹興酒のロック。これが好きなんです。

 

大きなフカヒレ。これの登場には、声が上がります。半日炊いたものを、表面カリッと焼き上げています。ただ炊いただけの物よりも、香ばしさも加わり、柔らかい部分と固い部分が出来、メリハリあって、とてもいいアイデアです。

これだけで感激していちゃぁ、いけません。続いては、骨付き鶏のから揚げと焼き立て叉焼が、登場しました。

 熱々が目の前で盛りつけられ、何かと思えば、ブルーチーズ添えです。

美味しいスープに、揚げた賀茂茄子とグジの油が混ざり、コクを添えています。芽葱もアクセント。ホッとする優しいお皿です。

京都牛のヒウチ。これのざく切り。西淵さんはこれをバーナーで焙り、調味し、揚げ春雨を手で砕きながら加えています。お皿に置かれたレタスの葉には、すでに黄ニラ・万願寺の味噌炒めが載っています。この上に、牛肉がのります。手で持ってかぶりつきますよ。これが又、いいのです。

お肉の後は、さっぱりと。マンゴーと蓴菜酢。ほんのり甘味も加わり、さっぱりとします。中々にいい、組み合わせです。

シャシャシャという、鱧の骨切りは、京都の夏の代表的な音ですね。「祇園さ々木」さんでは、目の前でこれをするのは佐々木さんですから、初めて拝見するお姿かも。皮面を焙って、クレソンと共に、なんと鱧しゃぶ。スープの中には、三つ葉・椎茸・ビーフンが入っています。

 

最後は、昆布森のトキシラズを使ったチャーハン。そして、つゆそば。

タピオカミルクを窪みに入れたパパイア。果肉を崩しながら、いただきます。お土産には、ＸＯ醤をいただいて、本当に幸せな、時間でした。参加された皆様も、「絶対又来る」と、大絶賛しておられました。

西淵さん、奥様、重ちゃん、美味しいお料理と楽しい時間を、ありがとうございました。