行ってきました

松川さんでの、初のイベントです。

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2011.06.01

東京都港区赤坂1-11-6 赤坂テラスハウス1F
TEL:03-6277-7371
12:00~15:00(木・土) 18:00~22:00
日曜・不定休

5月28日、新しい松川忠由さんのお店で、初めてのイベント食事会をさせていただきました。
私は、この方の作られる物が、大好きです。 
味は勿論のこと、その美的センスが、心地いいのです。 

前店では、イベントをさせていただきましたが、こちらに移られてからは初めてです。
贅沢なことに、貸切にしてくださいました。

「日本の美」を、楽しめた1日となりました。

松川さんと、スタッフの皆様、ありがとうございました。




▲12:00~15:00 
18:00~22:00 
不定休
 


▲お向かいの、アメリカ大使館の白い塀に、雨に濡れた青楓が映えます。この塀沿いの細い道にあるこちらのお店。1度来てしまえばなんということはないのですが・・・。この日も皆様、迷いに迷っておられました。
 


▲カウンターとお部屋が3つのお店です。この日は、貸切りにしてくださった為、どこを使ってもいい、ということでしたので、カウンターと一番大きなお部屋の2か所にいたしました。2つに分かれての、ちょっと変則の食事になりました。お好みの方に座っていただきました。



▲一番大きなお部屋は、6~8名用です。
 


▲先ずは、香煎をいただきます。
 


▲古来日本では、端午の節句には、邪気をはらうとされている菖蒲とヨモギを軒に吊る習慣がありました。5月ということで、これらが飾られています。フルフルなのですが、もっちもちの胡麻豆腐とウニです。



▲お椀です。葛うちの鱧と蓴菜の組み合わせ。お決まりの梅肉の赤が、アクセントになっています。青柚子の切り方1つにしても、こちらのは、美しいのです。
 


▲お造りは、アイナメの焼き霜作りと、真子鰈です。ちり酢とお醤油、好みの方でいただきます。白身にちり酢、合いますね。
 


▲柏の葉に盛られているのは、初カツオと高知のフルーツトマトとこごみ。



▲お凌ぎのお寿司2種。いぐさを解くのに、罪を感じるくらい、細やかな綺麗なお仕事です。
 


▲緻密にまかれたいぐさを解いていくと、粽の中には、鯛のお寿司。
 


▲そして、柏の葉に包まれていたのは、鯵のお寿司。



▲焼き物は、稚鮎の塩焼きです。これがいただける季節、大好きです。鮎好きには、たまりません。蓼酢が添えられています。
 


▲蒸し鮑と焙った半生このこ。そして、タラの芽の天ぷらです。
 


▲渡り蟹と叩きオクラです。器になっているのは、真っ赤な蟹の甲羅です。一体どうしたら、こうなるのかしら?伺ったところ、酢に1晩浸しておくのだとか。甲羅って、こんなにフニャフニュアになるのですね、びっくりします。



▲万願寺と丸茄子の揚げびたしです。上に載った細かいものは?なんと素揚げした茄子の皮でした。「もったいないので。」と松川さん。考えられないくらいの細かさです。いいアクセントになっていますよ。
 


▲ごはんは、鱧の炊き込みごはんです。花山椒との組み合わせ。出回る時期が、ほんの1週間くらいの花山椒です。贅沢な気持ちになります。
 


▲ごはんお替わりが出来ますが、白ごはんです。でもこれが出てきます。生からすみです。これは、お酒が進むんだわ。



▲何度いただいても、驚くほど滑らかでみずみずしい、水羊羹です。「一瞬残って 溶ける」という絶妙さです。これは、大変だそうです。
 


▲お茶をいただきます。もう満ち足りた気持ち。
 


▲最後はさっぱりと、小夏ゼリーです。皮の裏側に残っている果肉を絞っていただきますよ。甘さの加減が、食事の最後にぴったり。



▲見せてくださった、裏漉しの100番です。本来は、おしろいなどを通す為の物らしいのです。なんとこちらでは、水羊羹に使う餡は、これを通しているのだとか。とんでもなく時間がかかるそうです。松川さんじゃないと、出来そうにもない、地道な根が必要なお仕事です。
 


▲先ほどの粽の巻き方を見せていただきました。
 


▲細かく裂いたい草を口でくわえて伸ばし・・・



▲本当に均一に細かく、あり得ないくらい綺麗に巻いていきます。魅入ります。
 


▲ご覧ください。本当に美しい。芸術の域。
 


▲お土産は、ご出身の「招福楼」の名物、鰻の炊いたのです。

 


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コメント

  1. こんにちは、またブログ覗かせていただきました。また、遊びに来ま~す。よろしくお願いします

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