行ってきました

やっとうかがうことが出来た「竹屋町 三多」さんです。

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2011.03.05

京都市中京区寺町通竹屋町下る久遠院前町667-1
TEL:075-231-3556

とても評判のいいお店です。

行ってみたいと思いつつ、中々行かれなくて・・・
家が、近くないというのは、大変です。
京都は、どこに行くのもそうですが、思い立ってすぐ行くわけにはいきませんから。




▲17:00~22:00・不定休
カウンター6席にお座敷1つ。 
けれども、1日2組のみ。お料理はおまかせコース16000円です。
三多さんご夫妻が、お2人でなさっておられる感じのいいお店です。
 


▲熱々の京焼きの器は、可愛らしい柄です。
 


▲名残の海老芋は、あんが葛引きになっています。中には、新物のこのこ。これの香りと塩味でいただきます。とろみがあるので、体が温まります。



▲ガラスのアンティークのお皿には、羅臼のウニ・淡路の新海苔・一寸豆・山独活の先付です。「海苔と独活と一緒に召し上がってください。」とご主人 三多裕之さん。春の匂い 香りが拡がりますね。
 


▲カウンターは、こうやってご主人様のお仕事を拝見出来るので、いぃですね。但し、真正面は、苦手。照れくさいんです。
 


▲自家製ぽん酢をかけてくださいますよ。



▲こちらも名残ですね、フグ。身のぶつ切り・火入れし裏漉しした白子・てっ皮。フグ尽くしになっています。豪快に全部混ぜていただきます。ポン酢がよく合って、これはダメでしょ、美味し過ぎ!お酒 お酒!
 


▲ここで香住揚がりの、蟹が登場です。蟹ももう、食べ治めです。3月第2週で禁漁に入ります。
 


▲明治時代の輪島塗のお椀です。



▲蓋を返すと、「月に雁」の柄です。お洒落です。
 


▲寒堀りの筍と若布です。木の芽の香りでいただきます。筍、やっぱり早すぎで、えぐみも味も、まだまだでした。これなら違う物をいただきたかった、というのが、正直な感想です。お味付けは、美味しかっただけに。
 


▲今年の干支の兎さんのお皿。3枚見比べると、柄違いになっています。



▲先ほどの蟹を、炭で焼いてくださいます。
 


▲足を2本づつ。
 


▲マナガツオの味噌漬けです。



▲お揚げと若水菜のさっと煮です。これで、一息。
 


▲そして、蒸し焼きになった蟹。
 


▲ほぐし身は、味噌と合わさって出されます。



▲蒸し物です。擂って蒸した蓮根と蒸した鮑スライス。鮑のだしを鰹と昆布で、わっています。
 


▲ごはんは、フグの玉子とじ。頭とがらで取っただしを使っています。美味しいのだけれど、かなりしっかりしたお味付け。私には、ちょっと濃く感じました。お漬物は、上賀茂の大根を使ったものです。塩漬けにした後に、糠漬けにしているそうですが、半割で、薄くスライスしてあるのが、とってもいいです。お替りしたいくらいでした。
 


▲最後はさっぱりと、有田の伊予柑ゼリーをいただきます。



▲汁を搾って、そのまま固めてあります。そしてさらに、汁を搾ってくださいます。
 


▲爽やかに、食事を終えることが出来ました。調理をお1人でなさっておられる為、ゆっくりと、ご主人とお話し出来なくて、ちょっと残念でした。
 

 


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