「然」かすてらは、楽しいっ。
2010.07.11
半熟焼きのカステラが、東京でも何種類か売られています。
一番初めに知ったのは、麻布十番の物。
東京駅の地下にも別のお店があり、いつも行列が出来ています。
散歩がてら、前を通ったついでに、京都のもと思い買ってみました。
「カステラ」というと、いつも思いだされる話があります。
母から聞いた話です。
合宿の差し入れに、文明堂の大きな桐箱入りのカステラが、届いたそうです。
皆、当然期待をして蓋を。
ところが・・・
運搬中、おそらく箱は、ガタガタ揺れ続けたのでしょう。
開けたら、半分だったそうです、大きさが。
膨らんでいたカステラが、目が詰まって小さくなってしまった、という話。
母の学生の頃のエピソード。
むかー~しのことです。
それを思うと、これにはそんなことは起きないでしょう。
しっかり紙にくつっていて焼き上がっていますもの。
それに今ではそんな運び方もしないでしょうしね。
▲「然花抄院」(ぜんかしょういん) 京都市中京区室町通二条下ル蛸薬師町271-1 075-241-3300 10:00~19:00 月曜・休み(祝日は営業 翌日休み) ギャラリー・カフェ併設のお店です。 |
▲パッケージも、凝っています。さすが、京都!でも実はそれだけでなく、すごいのです。紙で出来ているにもかかわらず、耐熱。このまま焼けるという、すぐれものなんです。1ホール1575円。日持ちは2日間。 |
▲こんなふうに紙に、直流しで焼き上げています。切ってみると、初めてわかります。実は中は、半熟状態です。流行りなのでしょう。東京にも色々あり、それなりに人気です。ここの物は、黄色も綺麗ですし、そのしっとり加減がほどよく、甘さもちょうどよく思えます。この手のカステラの中では、相当好きかも。 |
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2007.04.05
2014.10.14