行ってきました

食事は楽しい気分で、いたしましょう。

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2008.01.20

京都市東山区大和大路四条下る4丁目小松町566-27
TEL:075-551-5000

のっけから、佐々木さんの言葉に、どかん、と落ちこみました。
「写真、禁止にしょうかと思って。」って。
「えぇ~!」

なんでも、アクセス1日1万件。
もうお一方は6000件。
超人気サイトに掲載されて、結構大変な事が多いのだとか。
予約の際に、○○で見た、あれは出してもらえるのか?とか。
あれが食べたい、など、お客様にあれやこれや言われるそうです。 
私のブログを見てくださる方々には、いない、と信じているのですが。 

で、いっそ全員禁止にするか 。

どうすんの、私。
写真なしで、文章のみで、紹介出来るの? 
文才ないし、どうしょう。 
伝えられる自信、ありません。 
そう思ったら、暗い気持ちになってしまい、今日はぜんぜんお酒が飲めませんでした。 
参ったなぁ。

 




▲「あんまり寒いので、温かい先附けから。」そうなんです。今日(17日)は、とても寒い日です。午前11時頃、私が京都駅に降り立った時、すでに雪が舞っていました。卵の素蒸しの上には、根室のうにが載っています。シャクシャキと、いい歯触りなのは、刻んだ百合根です。普通は、もう少し柔らかめに茹でて、色々使う食材ですが、こんな風なやり方もありなんですね。
 


▲「崩して食べてください。」と言われるのは、セルクルに詰めて抜いたフグです。上に盛られているあさつき・もみじおろしと一緒にいただきます。てっさの変形バージョンです。内容的にはさほど変わりはないのですが、見た目が異なると、感じ方も違います。ぶつ切りの他、さいの目になった皮・身・白菜の芯の部分などがぎっしり詰まっています。
 


▲あらっ、何でしょうか。天板に並んでいる半月形の物は?あれよあれよのうちに、石釜の中に入りました。と思ったら、あっ、という間に出てきましたよ。からすみを挟んだお餅。そしてもう1つは、焼いた鰯を挟んでありました。一度干してあったのかしら?手で持って、いただきます。ホットサンド感覚で。これで結構お酒、いけそうです。



▲お椀は、この時季お決まりの、東山の雪景色です。こういう蒔絵を拝見すると、日本の技術の高さを思い知ります。吸い地、今日は雪中仕立てです。蕪がみぞれになっています。中には、対馬のグジ・菜の花・人参など。
 


▲奥の赤い器の中は、なまこの土佐酢かけです。炙ったサバは、香ばしいひねり胡麻がかかっています。そして、千枚漬けがはらり、と。酢醤油でいただきます。手前は、ヨコワ。こちらは、お造り醤油でいただきます。そしてお決まりのマグロのお寿司です。更にお寿司が2つ続きます。さきほどのマグロの一番上「てんぱん」の部分。づけにしてあります。9.5㎏の氷見のブリも、づけにして。上にはおろしです。
 


▲生ものが続いたので、とはし休めです。炙ったお揚げと水菜だけのさっと煮。早煮(そうに)と言うそうです。鰹と昆布だしで焚かれています。私こういうのが好きで、家でもよくやります。おばんざい料理ですが、安心します。



▲この時季、私が焼きかによりも、断然興味をそそられるのは、こちらのフグの味噌漬けです。骨が付いた部分ですので、手で持っていただきます。手がべじゃべじゃになりますが、骨の周り、って美味しいんですもの。しっかりしゃぶっていただきます。
 


▲すっぱんのスープで焚かれたふかひれは、焼いてあります。しっかり焼けている部分がカリッと香ばしく、中華の物とは、ちょっと違う食感が楽しめます。
 


▲今日のご飯は2種類です。一つは筍。ついこの間まで、鹿児島産だったのに、今日のは徳島産です北上しています。。蕗と木の芽と共に。そしてもう一つは、新巻鮭。大根入りです。「どちらでも好きな方からどうぞ。」って、やっぱり香りを楽しみたい、筍からでしょう。水物は、しっかりめのプリンとフルーツです。ちょっと甘め?生クリームを絡めていただきます。佐々木さん同様、私もプリンアラモード大好き!

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