円山公園の奥のおく。
こんな素敵な宿があったのか！
驚きました。

「祇園さ々木」さんで、偶然お隣りになった方から、ご紹介いただきました。　　
「朝食が美味しいですよ。」と。

やっと行ってきました。

▲旅館「井雪」 京都市東山円山公園上 八坂神社の南門の前を車でずっと上がっていきます。本当に一番奥。この素敵な建物が、今夜の宿「井雪」さんです。		▲玄関に入ると、こんな世界が待っています。父の仕事がらもあり、ほとんど和室・畳という家で、育ちました。そのせいもあってか、一番寛げるのは、やはりこういった建物です。		▲宿泊は、２名一室ですと、２食付で１人４００００円。朝食のみですと、１人２５０００円です。私のように１人でお願いする場合には、勿論それ以上になります。この居心地の良さからすれば、決して高くはないのではないかと思います。女将さんも、お母様も、明るく楽しい方達です。色々楽しくお話させていただきました。
▲わずか３室のみの、小さな宿です。本当は教えたくはないのだけれど、やはりこんないい宿があるんだ、と知っていただきたいのです。私の今夜の部屋は一階で、庭に面しています。２間続きで、１人はやはりもったいないです。		▲日本建築を美しい、と思う方は是非に。ホテルとは、あらゆる点で異なります。トイレも洗面もお風呂も部屋付ではありません。門限だって一応あります。これが嫌だ、と思われる方には、お勧めいたしません。自分の家なのでは、というもてなしです。「ただいま～。」と私も戻りました。待っていてくれる、という人と人とのふれあいです。時折、下の方から、サイレンなども聞こえはしますが、実に静かです。気持ちよく過ごせること、間違いなしです。ホテルが好き、という方には、色々不満足な点もあろうかと思います。でもこれが、日本の宿のいいところ、とお思いくだされば、嬉しいです。		▲部屋に通され、最初にいただいたお菓子とお茶です。
▲お風呂、祇園で夕食を済ませて、戻ってからちょうだいしました。おかみさん、私の帰りを待って、お風呂の用意をしてくださる。贅沢です。		▲知恩院の鐘の音がかすかに響いてきます。心地よい目覚めです。布団を上げていただいて、運ばれてきたのは、トマトジュースです。朝の目覚めにこの一杯！		▲朝ごはんです。お願いした時間を逆算して、ご飯は炊かれます。薦めてくれた方の言葉通り、いい朝ごはんです。厚揚げ・油揚げ・水菜の煮浸し。菊菜・えのきの胡麻和え。焚いた百合根の梅肉和え。焼き鮭。これに、炊きたけごはんと、味噌汁。おしんこ。最後は、コーヒーもいただけます。