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ここはどこ?

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2007.03.05

東京都中央区銀座3-7-2
TEL:03-3535-3577

外の喧騒が嘘のようです。
ビルの地下にあるお店です。
まさかこんな世界が広がっていようとは! 
想像もしていませんでした。

京都は、水が美味しいのです。
確かロイヤルホテルもフジタホテルも、ホテルオークラも、地下水を使用しているはずです。 
ですから、部屋の蛇口をひねると、美味しい水が飲めるんです。

このお店のオーナーは、京都の白川にお住まいです。
この美味しい水を使って料理を、ということで、ご自宅の井戸の水を汲み上げ、ここへ運んでいます。

京都では予約がとれないことで有名は「なかひがし」のご主人ともお友達、ということもあり、野菜も送られてくるそうです。

東京にいながら、京都を味わうことの出来るお店です。




▲昼は11:30~14:00、3500円と5000円の2コース。夜は17:30~21:00、7000円と10000円の2コースがあります。月変わりのコースのみで、アラカルトはありません。日曜休み、祭日は、営業しています。
地下に降りていくと、こんな風です。中々いいでしょう?
 


▲店内も素敵です。カウンターとテーブル。そして、個室が2つあります。
 


▲カウンター内には、おくどさんがしつらえてあります。ホントに京都の「なかひがし」さんのようです。これも、京都の職人さんに、わざわざ作ってもらった物だそうです。あくまでも京風に。徹底しています。おくどさんですから、当然炭火です。これを使って、煮炊きしています。



▲一番初めに出されるのは、お水です。「家の料理の元になっている水です。」と説明を受けました。これは、京都の地下水です。ここのお料理は、京都の東山で汲んでいる、このお水なんです。柔らかなまろやかな水を味わいです。
そして、いよいよお料理です。先附けは、春の五目寿司です。酢飯の上にシラスが散り、錦糸卵に甘煮の椎茸・グリーンピース・花穂しそ・一番上には、つくしが一つ。これのほろ苦さが、春を感じさせてくれます。
続いての二品目は、焼筍のわかめあんかけです。これも、いかにも春、というメニューです。
 


▲お椀は京都らしく、白味噌仕立てです。揚げた小芋が一つ。そして?、無い!教室でも、いつも生徒にそう説明しているのですが、白味噌のお椀には、溶き芥子を落とす。これお決まりだと。でも無いんです。わざとなのか、忘れたのか・・・。まさか知らないなんてことは・・・、ないですよねぇ。初めて行ったお店だったので、さすがに聞けませんでした。何かの機会に聞いてみましょうか。
 


▲焼き物は、名残のブリの塩焼きです。これも、おくどさんを使って焼いています。皮がパリッと焼けていて、いい感じです。鬼おろしでおろした大根が、ホントにたっぷり添えられているのが、気に入りました。



▲お造りは、マグロと昆布〆の鯛の二種盛りです。昆布醤油の粉末が鯛の方には、パラパラと。
続いては、炊かれた天豆・木耳・人参が入った飛龍頭が、焚物で登場です。
 


▲フランスは、シャラン産の鴨ロースは、サラダ仕立てになって出てきます。勿論おくどさんで、焼かれたものです。スライスされた肉の上に、ちぎったクレソン・ルッコラ・葱など、香り野菜が沢山です。ポン酢醤油でいただきます。生野菜沢山の物、好きですね。
 


▲もう完全に「なかひがし」さん、そのものです。土鍋・おくどさんで炊いた、真っ白なご飯。そして、目刺しが一匹。香の物。懐かしいです。この辺りまで来ると、もうお腹もかなり一杯になっていますので、こんな風な物の方がいいのかもしれません。美味しい白米が最高!最近富に、そう思うようになりました。
そして最後のきな粉のアイスに人参ボウロ。丹波の黒豆の甘納豆が添えられていて、これ又、「なかひがし」風です。

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