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この日をどれだけ待ったことか。木田康夫さんのお店オープンしました

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2016.07.11

京都市東山区祇園町南側570-192
TEL:075-551-3923

いつかいつかと、ずっと待っておりました。東京・富山・「楽味」と、ずっと「祇園さ々木」を26年間支え続けていらした木田さん。「もうそろそろいいんじゃないの?」と、きっと多くの方が思っていたんじゃないでしょうか?祇園町の南側に、ご自身のお店「祇園きだ」、6月17日、オープンしました。

DSC_6951_R伺ったのは27日。オープンしてまだ10日ですから、お祝いのお花が、所狭しと店内にいっぱいです。

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 カウンター8席に、6席の個室が、1つ

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「おめでとうございま~す。」まずは、乾杯です。後ろは、富山の組子。落ち着いた雰囲気で、素敵なお部屋です。

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美しい先付です。色々な夏野菜と無花果・マスカットと車海老・海ぶどう。「胡麻の香りを少し入れて、お洒落に盛ってみました」と、木田さん。

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大間の漁師さんからのウニが、たっぷり載った飯蒸しです。あおさ・うに・つめの三位一体。これには、唸りました。思い切り、お丼で食べてみた!!!

DSC_7183_R早松が、こんなに入っています。驚きのお椀です。魚の脂が溶け込んだ吸い地って、大好きです。コクを添えて、ホントに美味しい。お花はギボウシだそうです。

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お造りは、小皿に載って色々。低温調理されたタコ。ニラ醤油のカツオ・酢醤油でアジ・メイタガレイと肝・鯨とじゃがいも。どれも皆すごく美味しくて、お酒もいってしまいそうな、予感。

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運ばれてきた時点でもう、いい香り。

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焼き物は、6日間寝かせたノドグロです。添えは、万願寺唐辛子。酢橘を搾っていただきます。

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 先付けの海老の頭さえ、いつもより美味しく感じられるのは、何故?

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蓴菜は、トマトのしたみ汁とだしでいただきます。優しい酸味が、いい感じ。

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お酒は、好みのタイプを言えば、木田さんが選んでくださいます。私はこれ、初めて飲みました。

DSC_7209_R見せてくださったアワビです。どんなになって、出てくるのでしょう。楽しみです。

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玉蜀黍のかき揚げにコノコ。お酒のつまみにぴったり。

DSC_7213_R使われている器も、とても美しいのです。富山の方の作。

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DSC_7223_Rさきほどのアワビは、こんなになりました。たっぷりの白ずいきと茄子と共に、生姜あんでいただきます。

DSC_7225_Rそして「香露」写真撮ろうとしたら、急に木田さんが、参加です。

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「お漬物、大好き」と言ったら、こちらを出くださいました。お母様が漬けられたものだそうです。売っている物にはない、美味しさです。

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最後にきたのは、岡山の鰻です。パリッと焼き上げられていて、実に美味しい。これでごはんは、いくらでも食べられてしまいそうです。

この日は、どれもみんな美味しくて、木田さんのすごさを改めて感じた夜でした。料理はすばらしく、木田さんかっこいいし、すごいお店が出来たものです。これは、しばらく通ってしまいそうです。

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