日々のこと

桂離宮は、日本の美です

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2006.09.25

以前から、行きたいのに中々行かれなかった桂離宮。
遂に行かれました!

ご存知の通り、京都御所・仙洞御所・修学院離宮、そしてここ桂離宮は、宮内省の管轄になっています。
ですから、前もっての予約が必要です。
ずっと以前は、往復はがきでの申し込みなどと、面倒くさかったものですが、今ではインターネットでも予約が出来ます。
更に前日までに、京都御苑内にある管理事務所に直接出向き、空きの確認をし、もし空きがあれば、その場での予約も可能なのです。
私は、この方法でしています。
但し、桂離宮に関しては、一回の人数が少ないので、早めでないと、ダメですよ。

ドイツの建築家、ブルーノタウトの著書により、そのすばらしさが広がった、という桂離宮。
彼は、「泣きたくなるほどの美しさ」とここを賞しています。  
どんなにすばらしいのか、期待が高まります。

私達日本人は、古より、季節を大切にし、草花を愛で、自然と共に生活をしてきました。
ここは、そんな姿勢が、随所隋所に感じられ、すばらしい所でした。
デザイナーや、建築家でしたら、もっと専門的に素晴らしい箇所が羅列出来るのでしょう。
専門知識のない私の感想はたった一言です。
建物もしつらいも、庭も、何もかもが渾然一体となり、1つの風景を、空気を作り上げているように感じました。

古書院の正面には、月見台が設置されています。
ここでは、一体どんな会話がなされたのでしょうか。
想いは、古に馳せります。

桂離宮。
久しぶりに、感動を覚えた所になりました。
季節季節、訪れてみようと思います。


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