日々のこと

やっとお目にかかれました。

コメント(2)

2006.12.15

器が好きです。
時間があれば、器屋さんを見て回っています。  

ここの処、好きで行く器屋さん何軒かで、ふと気になって手のとる物、手にとる物、何故か同じ作家さんの物なのです。
京都在住の村田森さん。

一番初めに買ったのは、青白磁の輪花ひし形の小皿です。
和洋問わず、何にでも使える便利なお皿で、教室でもよく使っています。

和にぴったりなのは勿論です。 
例えば洋の場合、パンにつけるオリーブオイルとタプナードを盛ります。  
お干菓子を盛ったり、プチフールにもぴったりです。
どのようにも使える具合のいいお皿です。

その後も、粉引きの桔梗形の小鉢を買ったりしていました。
なんせ教室でも使う為、必ず12個。
結構な量です。

そして最近気になりだしたのは、その作風です。
なんだか、つかめないのです。

器用な方なのでしょう。
色々な物を作られます。
端正な物を作る方、という私の印象は覆されました。
温かみのあるユーモラス染付けもなさるのです。
飼っていらっしゃるおおかみ犬や、アヒルの描かれたお皿。
更には、乾山写しなど。
もう何がなんやら。
一体どんな方なのでしょう?
気になりだした...。

お目にかかってみたい、と思いました。
佐々木さんや岡田さんに「知ってる?面識ある?」なんて聞きまくりました。

そんな折、大津の器屋さんで、村田さんのお個展をやっている、とメールをもらいました。
行くっきゃない!
という事で、8日に飛んでいきました。
残念ながら、村田さんはいらっしゃらなかったのですが、沢山の作品に囲まれて幸せ!
オーナーさんに、「日曜日には村田さんいらっしゃるので、もう一度いかがですか?」
で、またまた大津まで行ったのです。

お店のドアを開けると、正面に村田さんが。
もう完全に舞い上がり状態でした。
いい年して、ただのファンです。

でもお目にかかれて、良かった。
色々なお話が出来ました。
丁度いいタイミング。
他にお客様がいらっしゃらなかったんです。
一緒に写真まで撮っていただき、感激でした。


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コメント

  1. 小江戸っ子

    念願叶ってよかったですね。一足早いクリスマスプレゼントですね。待ってるだけじゃだめですよね~行動あるのみ!
    と自分で自分に言い聞かせています。

  2. さなえ

    「待つ」というのは、ある意味他力本願なのではないでしょうか?
    待つなら、やる事やってから、が本当なのではないですか?
    今回は正しくそうでしょう?
    知り合い、探しましたよ、先ず。
    更に、言いまくりましたよ。
    村田さんに会いたい、会ってみたいと。
    出来る限り、アンテナをはりめぐらし待った、ということです。
    後は、チャンスにどれくらい動きまわれるパワーがあるか、にかかっているのではないでしょうか。
    いずれにしろ、消極的なのは、私の柄ではないのです。

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