行ってきました

気になっていたのですが・・・。

コメント(9)

2009.03.10

最近よく本などに紹介されていて、気になっていたお店です。

ご主人山田さんは、「旬香亭」から、あの、世界一?予約困難と言われるエル・ブジ(El Bulli)に。

茶室があるお店なので、普通のお店には飽きた方には面白いのかもしれません。
演出はそれなりに楽しいのですが、「食べる」だけを目的に来ると、私のように感じてしまうかもしれません。




▲東京は、ご主人の名前がそのまま店名という処が多いです。ここもそんな一軒です。場所も麻布十番という、人気な場所。地下鉄麻布十番①出口から、歩いて5分くらいでしょうか。
 


▲看板はありません。小さなガラス窓に書かれているこのマークのみです。夜のみ営業です。5月~9月までは、朝食があります。(昼はないです)店内は、靴を脱いで上がるスタイル。かなり薄暗いです。L字型のカウンターと茶室1つ。女性3人で来たのは、違った?
 


▲夜はひとコースのみです。手書きのメニューが置かれています。飲み物は、ワイン・日本酒・カクテルなど、単品もあります。この日は、ワインお任せコースをお願いしました。これ、シャンパン・白・赤・デザートと4つのグラスワインが、料理に合わせて出されます。デザートワインが要らない人は、白か赤に変えてもらうことも出来ます。



▲初めはこちらからです。アルザスの「サバン」をグレープフルーツで割った、もみの木カクテルが出されます。森林の香りがします。
 


▲粟麩入りの白味噌仕立て。柔らかいかと思いきや?結構しっかり炊けていたごはん。お向こうは、ホタルイカと摘みたてだといううるいです。「摘みたて?」なんでも、鉢植えにしていているのだそうです。使う時に、これを摘んでいます。
 


▲こまごまと綺麗に並べられているのは、大間の鮪・車海老・帆立。間にある四角いのは、醤油のヌーベ。泡になった醤油を固めた物です。これをちぎって、上に載せていただきます。



▲トリュフのラビオリは、このまま一口でいただきます。中からジュワ!香りが口の中いっぱいに広がります。
 


▲毛がにのロワイヤルです。
 


▲うぐいす菜がアクセント。蟹の身がとっても沢山。うにと共に。



▲マンハッタンクラムチャウダーです。トマトソース入りなので、マンハッタンなのだとか。ガラスの器で出されたので、冷たいと思いきや、温かい一品です。上はボストンスタイルって何んなんでしょ?ややこしいぃ。
 


▲手長海老・アスパラガス・ポルチーニ。アメリケーノソースでいただきます。パルミジャーノレッジャ-ノ
の泡でいっぱい。
 


▲キノア。液体窒素で、粉末のアイス状にしたフォアグラ。ここに温かいビーフコンソメを注いでくださいます。すぐにささっと、すくっていただきます。



▲「わぁ、年とっちゃった?」蓋を開けると煙がもくもく。浦島太郎の玉手箱を連想しました。半端でない煙に、一同唖然。
 


▲桜のチップで燻した穴子のスモークです。下には、胡麻が沢山入ったおろしレンコン。蒸してあるので、もちもちです。
 


▲メイン料理は、3人別々にしました。こちら友人の、ハンガリーのフォアグラのステーキです。胡麻のソースで。



▲私は、佐賀牛のたんの赤ワイン煮。
 


▲そして友人の佐賀牛のステーキです。「ざぶとん」と呼ばれる、肩と肩の間の霜降り部分を使っています。
 


▲五島のうどんです。佐賀の香ばしい「こうみぼし」という岩海苔の焼いた物を、ほぐしてたっぷり載せています。このうどん、細いのにもちもち。かなりこしがあります。



▲デザートは、プリンとキャラメルアイスです。
 


▲甘酒もいただきます。
 


▲最後のお茶は、お茶室かカウンター、好みの場所でいただけます。せっかくですので私達、お茶室に移動しました。元々暗いお店な上に、こちらは更にです。



▲煎茶・ほうじ茶・抹茶・よもぎ茶など、好きなお茶をお願い出来ます。女将さんが淹れてくださいます。かなりな暗さで、写真も困難きわめております。
 


▲私達がお願いいたのは、よもぎ茶です。
 


▲最後は金平糖をいただきます。全体に味は、悪くないのです。が、見栄え優先の気が少々。泡の醤油といい、粉末のフォアグラといい、もう使い古された感のある手法で、今さら驚かないです。私がエルジブということで、期待しすぎたのかもしれません。ご主人も全くカウンターには出ていらっしゃらなくて・・・、それも残念。お話出来たら、もう少し感じ方も違っていたのかしら?

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コメント

  1. Ryo

    演出や、見た目もお料理の一部だとは思います。でも過剰になりすぎると飽きるのも確かです。
    このスタイルさすがに少し使い古された感はありますね。>醤油のヌーベetc.
    一時期ブームであちこちでやってましたものね。
    私はもともとエルジブスタイルはあまり好きではありませんので、このての料理やさんにはあまり行ってませんが、知らずに行ってしまうことはあります。^^;

  2. Ryo

    間違えた。^^;
    エル・ジブ・・・エル・ブジ(El Bulli)

  3. バジル

    こんにちは、私も2月に東京へ行ったとき
    山田チカラさんへ行きました。
    たしかに演出は楽しかったですね。
    去年バルセロナに行ったのでEl Bulliに行きたかったのですが予約取れなくて・・・こちらで楽しませて頂きました。
    スペインは小皿料理が多いですね、サンパウ本店に行きましたが塩気が強くて・・・東京のお店はどうなのかしら・・。
     

  4. さなえ

    Ryoさん
    いかん・いかん・いかん!
    私が間違って書いたもので、Ryoさん連られてしまったんですね。
    ごめんなさい。
    確定申告で、頭ぐじゃぐじゃ。
    そんな言い訳は、×。
    気をつけます。

  5. さなえ

    バジルさん
    ちょっと塩気、強かったです。
    友人達もそう申しておりました。
    どういう方向を狙っているのか?
    今後が、ある意味楽しみでもあります。

  6. Ryo

    お造りもこんなふうに散らした盛りつけを見かけることがあります。
    が、ちっとも美味しそうにみえないんです、私。
    平盛りなんかの和食の盛りつけのほうが食欲をそそります。
    きっと頭が固いんでしょうね、私。^^;

  7. さなえ

    Ryoさん
    色々なお店で、すばらしいお造りをいただいています。
    そんな状況下では、あえて・・・。
    私の中でこれは、「わぁ~、綺麗!」を期待した一品かと。
    お造りじゃないから許せます。
    でも料理はやはり、見栄えは大切ですが、味ですよね。

  8. 案の定、私のカメラでは画像が暗く
    何を食べたか記憶が…
    しっかりこちらの日記で確認させていただきました。
    デートとか、外国のお客様をお連れしてとか
    そういう場面でだと印象に残って
    楽しい食事になるんでしょうね~

  9. さなえ

    madokaさん
    あの暗さと演出を、楽しめれば、受けますよね、きっと。
    私達の場合、過度に期待してしまったもので・・・、あと一歩?
    にしても、相当に暗かったですよね。
    写真苦労しました。
    めちゃくちゃスローシャッターでしたから。

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