行ってきました

偶然はあるのです。

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2008.10.10

京都市東山区祇園町北側347-96
TEL:075-533-0218

久しぶりに伺いました。

この日は、京都の友人と2人で、誕生日祝い食事会です。 
私達、2人して10月生まれ。
しかも偶然連続日!
と言ったって、年はちょっと離れていますけれどね。

実はもう一人、更に中一日おいて誕生日の友人がいるのです。
本当は、3人で行けたら最高なのだけれど、それぞれの予定が中々合いません。




▲16000円のコースをいただきます。先ずは生ビールをいただきながら、さっと焙ったほっき貝・菊の花・炊いたずいき。酢橘の酸味でいただきます。次はどんなお料理がいただけるのでしょうか?久しぶりなので、楽しみっ!
 


▲お椀です。グジ・引き上げて巻いて揚げた東寺湯葉・そして松茸。青みは、ほうれん草の軸。隣で「今年、初松茸!」という声が。「えっ、ぇ?」お店で扱ってはいても、そんなもんなんですって。
 


▲お酒は日本酒に詳しい友人セレクト。めちゃくちゃお酒が強い人なので、何分の一なのか?先ず初めの一本は、「王禄の渓」をいただきます。まるで、雪に埋もれたようです。取り出すのが、結構大変!頻繁なもんで。



▲お向うです。奥のさざえ型の器には、淡路のうに。明石の鯛の腹の部分・イカ・車海老・焙ったホタテ・中とろのづけのお寿司。醤油と別に梅肉のお皿が出されます。ご主人曰く、この梅肉にわさびを溶いて、たっぷりつけて食べてみてくださいと。
 


▲近江牛の首の後ろあたりの肉、みすじを治部煮にして、お寿司に仕立ててあります。「他にはないでしょう?」とご主人。
 


▲焼き物は、ノドグロの酒塩焼きです。軟骨もいただけます。ここまで、お酒も進んで、渓を2本いただいています。実はこの前日に、なんとこちらの皆様が「上賀茂 秋山」さんにいらしたのです。そしてこの日は図らずも逆に。偶然とは面白いものです。



▲次はご主人の出身地、滋賀のお酒です。松の司。渓の瓶が面白いので、一緒に写真を。ラベルの裏に魚が描いてあるんです。
 


▲八寸は、やはり綺麗です。けっして派手でなないのですが、品がいい。「招福楼」大好きな私としては、ご主人の作られる料理には、感じるものがあります。奥から、菊菜と大徳寺麩の胡麻和え。中の器には、柿のなますと鯖の生寿司。黄色の器には、クリームチーズを巻いた庄内麩・鴨ロース・栗と銀杏。
 


▲ここでもう一つ、滋賀の日野のお酒をいただきます。



▲ご主人が持っているのは、伊勢海老です。これを焼いてくださいます。写真を撮る暇もないくらい、あっというまに真っ二つ。早いこと、早いこと。
 


▲カウンターで、炭で焼かれています。蒸し焼き中。
 


▲いい匂いがどんどん。



▲焼けました!どう美味しそうでしょう?
 


▲なめこと卵豆腐の白味噌仕立て。芥子を溶いていただきます。冷たい味噌汁、と思ってください。
 


▲金賞受賞酒 英薫。やはりバランスの良さを感じます。お酒のあてにと、鯛皮のちり酢和えが出されます。これじゃ、またまたどんどんいっちぃます。



▲炊き合わせは、蒸し鮑と蓮もちです。葛あんがかかっています。
 


▲スワロフスキーのショットグラス。何か飲んだのですが・・・。何だったのか?覚えがありません。
 


▲甘みも香りもいい感じのごはんです。最近、白いごはんが美味しいお店が増えて、実に嬉しいのです。



▲八丁味噌の薄だしとお漬物といただきます。
 


▲静岡由比ガ浜のしらすに山椒を入れて炊いています。これがよく合うのです。たっぷりかけていただきます。実は私、ごはんはこうやって食べるのが一番好きなんです。年中買っています、しらす。
 


▲更には、鰻茶漬けをいただきます。鰻の炊いたの、招福楼の名物です。ここで煮方の仕事をずっとしておられたご主人です。美味しいに決まってます。



▲今回色々お話して、わかったこと。ご主人が、招福楼の煮方を長年勤められていたのは、知っていました。が、その前は、木屋町にある「瓢正」にいらしたということ。先代のご主人の元、縦割り社会で、鍛えられたそうです。とにかくすごい方だったそうです。残念ながら、私は存知あげない。現在のご主人(息子さん)しか。しかし、なんという偶然でしょうか。実は私、その瓢正の先代ご主人の弟子になる方に料理を習っていました。そしてその方(私には先生です)を、増田さん、ご存知でした。そんな話で弾んで、更にお酒を。
 


▲濁りは美味しい。好きなんです。
 


▲グレープフルーツのゼリーと巨峰。



▲その巨峰を食べ終わると、あんこが載せられ、氷小豆に。練乳をかけていただきます。
 


▲お菓子をいただきます。
 


▲最後は、お茶をいただきます。

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コメント

  1. 山玄茶さん、私はお昼に1度お邪魔しただけなのですがご主人の接客やお弟子さんに対する感じがすごく良くて寛げて好きなお店になりました。
    またお邪魔したいな~。

  2. さなえ

    ピロさん
    いいご主人だと、私も思います。
    今回は偶然、共通の知人がいたこともわかりました。
    びっくりしました。
    記事、早くアップするように頑張ります。

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