前から行ってみたかったお店です。
和歌山にお住まいのご夫妻に案内していただき、行ってきました。

人と人とは、ご縁ですね。
実はこのご夫妻と、初めてお目にかかったのは、「祇園さ々木」さんです。
ブログを見てくださっていて、声をかけていただいたんです。　

衝撃の一言「＊＊＊　＊＊＊さんですよね？」
フルネームで、確認を受けました。
今でこそ結構あるので、だいぶ慣れましたが、その時は初でした。
私の中では、忘れられない出会いとなっています。

▲和歌山の駅までお迎えに来ていただき、車で連れて行っていただきました。道中、「思っておられるような、本当の田舎じゃないと思います。」という説明を受けました。「ふぅ～ん、そうなんだぁ。」紹介されている本を見る限りでは、周りをぐるっと畑に囲まれたお店、という感じなのですが・・・。確かに！マダムもおっしゃっていましたが、カメラマンってすごい、と。こちらがリストランテです。雰囲気があって素敵です。		▲店内はとても明るく、清潔な印象です。本当に人気店で、この日は平日でしたが、予約で満席でした。ランチは、野菜のコース３６７５円。お昼のコース２６２５円。季節の素材コース５２５０円。今回は、季節の素材コースをいただきます。		▲採れたて野菜のバーニャカウダは、ここのお店の看板メニューです。採れたてだからでしょうか？とても水々。そして、しっかりした力強い野菜達です。人参・きゅうり・水なす・ラディッシュを、バリバリいただきます。そのままいただくので、充分においしい野菜に、更に美味しいバーニャカウダが加わったら？説明しなくても、おわかりですね。
▲自家製のパンととうもろこしです。このとうもろこしは時季物ですので、今だけしか味わうことの出来ない物です。何が美味しいかと言えば、ひげです。ひげの部分が柔らかくて、甘いんです。普通、夏場のとうもろこしは、ひげを食べることはないかと思います。ところがこれは、この部分が抜群です。私が初めて食べたのは「ラ　ボンバンス」さんででした。以来見つけると、我が家でも焼いていますよ。		▲イカと青唐辛子・生ハムをガスバッチョソースでいただきます。赤がとても鮮やかで綺麗です。あっさりした味付けで、爽やか！「素材コース」というだけのことはあって、変にいじられすぎていなくて、いいなぁ。今回あまりお料理の説明はグダグダしないことにします。いらっしゃる皆様に、その場で「感じていただきたいお料理」です。楽しみをとっておきますよっ。		▲こちらジャガイモのニョッキです。シンプルだからこそ、差が出ます。小林さん、イタリアでの修行先は☆☆☆のリストランテ。ここは、自家菜園で、野菜もオリーブも育てていたというお店です。和歌山は気候も温暖で、皆様ご存知の通りのフルーツ大国です。野菜も勿論豊富。向かうは同じ方向？きっとそうなのでしょう。
▲ガルガネリは、パスタの名前です。サザエといんげんのソースで和えてあります。ほろ苦さを感じるのは、ソースに肝が裏ごしされて入っているのでしょう。この苦味が妙に気に入っています。		▲魚は真鯛です。こちらも、ふんだんに地のりがいかされた一皿です。野菜もハーブも、言葉は悪いですが、けちけちしていません。そして肉へと続きますが・・・。不覚にも、写真を撮り忘れました。楽しくて、つい話に夢中になって・・・。でも、本当はこれでいいのです。（すっごい言い訳）鴨の胸肉の水茄子のローストが添えられていました。ジャガイモもあったような。		▲ドルチェは、好みの物を選びます。パッションフルーツのクリーム・ブリュレ。
▲セロリのスープとそのジェラート。こちらのスペシャリテです。野菜を使ったドルチェです。		▲ラテ・コッタと柑橘果実のコンフィチュ－ル。お酒もですが、甘い物もやはり好きです。どれもいただいてみたくて、しばらくメニューとにらめっこになりました。この他にもキウイとタピオカ。ショコラのアングレーズソースなんていうのもありました。		▲今回飲んだ物は。まずは「ナギサビール」です。和歌山の地ビールだそうですが、これは中々いけます。地方に行くと、一応地ビールは試してみます。が、飲んでみたものの、「もういいやぁ。」が圧倒的に多いです。そんな中、これは又飲みます、私。
▲それに続いては、シュワシュワ。		▲お肉料理に合わせて、赤。こちらのお店では、サービスはマダムの担当です。マダムと言っても、そんじょそこらの方ではないんです。大阪でフレンチレストランをしておられた、シェフ。そしてソムリエ。現在は、接客をしておられます。		▲自家製のレモンチェッロがとても美味しい、ということでしたので、いただいてみました。トロンとしていて、確かにいいです。ＪＡ紀の里「めっけもん広場」で地元の物を買って作られています。
▲エスプレッソをお願いしたものの、いやぁ、ここではハーブティーだろう！と思い直しました。フレッシュがそのまま入っているのが好きです。時々私の中ではありえない！と思うものを出してくるお店があります。ここのは、勿論大満足です。		▲併設されているショップです。行ってのお楽しみにしてください。ちなみに私は、はっさくのジャムを買いました。		▲これがアイーダさんの田んぼです。前日田植えをしたばかりということでした。わかりますか、この辺りの様子が少し？けっして一軒家ではありませんね。
▲シェフの小林寛司さんととマダムの有巳さんです。私、普通にお話ししたと思うのですが、シェフはとても恥ずかしがりやさん？無口な方なのだそうです。次回の会員イベントのお話も色々させていただきましたし、そんな風には思えなかったのですけれど。