神田の家で常磐津「将門」の語りを聴く会
2013.04.05
こんなイベントがあります。
平将門を祀った神田明神の隣に位置する、文化財指定された歴史ある木造建築「神田の家」で、日本の伝統芸能「常磐津」の代表的な演目「将門」を演奏します。
死後も絶大な人気を誇った将門と、その話を語り継いでいる常磐津、江戸の世界をご堪能ください。
純木造建築の神田の家で奏でられる常磐津節はよく響き渡り、ホールなどでも出せない三味線の音色を奏でます。
公演の前に、隣にある神田明神の参拝などもお楽しみください。
※公演にお申し込みいただいた方は、公演前に神田明神の資料館に無料でお入りいただけます。
資料館の入口にて「神田の家のイベント参加者です」とおっしゃってください。
神田明神:http://www.kandamyoujin.or.jp/info/keidai/detail.html?kid=2
●常磐津とは?
歌舞伎や日本舞踊の伴奏として主に三味線を用いて演奏され、単独で演奏される際は歌い手が三味線に合わせて古風に、時には艶っぽく語り(歌い)ます。
江戸時代より続く日本の伝統芸能で、多くの演者が重要無形文化財として登録されています。
●「将門」あらすじ
平将門の余類残党探索のため、大宅太郎光圀が相馬の古御所に忍び込む。
将門の娘、滝夜叉姫は傾城(遊女)に化けて、光圀を色仕掛けで味方にしようと工面。
しかし将門の娘と見破られて立ち回りとなる。
話が盛り上がるにつれてテンポよく進む語り、力強くなる三味線の演奏が聴きどころです。
●神田の家とは?
神田の家は、江戸時代より神田鎌倉町(現在の千代田区内神田)で材木商を営んできた遠藤家が、関東大震災後の昭和2年に建てた店舗併用住宅。
遠藤家の邸宅や数々の所蔵品は、その材料、仕様に至るまで職人の技が極められている。
2009年に文化財指定を受け、神田明神の隣に移築。
現代の家にはまず使われない樹齢千年以上の屋久杉ほか貴重な木材がふんだんに使われているほか、現代は継承されていない江戸の職人技の粋を集めた、今に残る江戸の最高傑作。
http://kandanoie.com/
神田の家オリジナルグッズ「平将門キューピー」も当日にお買い求めいただけます(500円。税込)
神田の家:http://kandanoie.com/about.html
●演者プロフィール
常磐津松希太夫
昭和51年東京生まれ
平成5年 四代目常磐津松尾太夫師に入門
平成8年 常磐津松希太夫の名を許される
平成9年 常磐津節保存会「老松」で初舞台
平成11年 東京芸術大学邦楽科常磐津専攻を卒業、在学中「常英賞」受賞
現在、各種演奏会・舞踊会での演奏、NHKの放送録音を行う傍ら、
中学校の巡回公演、和楽器授業(素浄瑠璃の演奏・実技指導)などの活動を行う
・岸澤式松(きしざわ・しきまつ)
常磐津、岸澤派の三味線方
平成3年、家元岸澤式佐師に入門
平成5年9月京都南座「角兵衛」で歌舞伎の上調子に初めて出演
以降さまざまな公演に出演
●ご来場の際の注意点
1.文化財保護の為、靴下をご持参ください
2.当日は入口右手の受付にて現金にて公演料をお支払いください
3.館内での撮影はご遠慮ください
開催概要
日時:2013年04月20日(14時~15時半)
開催場所:神田の家
(東京都千代田区外神田2丁目16 宮本公園内)
参加費:3,000円(税込)
定員:20人(先着順)
申し込み受付中
主催:神田の家で常磐津「将門」を語る会 実行委員会
参加ご希望の方は、下記にご連絡ください
090-6049-4907(担当 吉田)か
MAIL:shinyoshida739@gmail.comまで
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