翌３１日。
今度は新幹線で古川（宮城県）へ。
主人と合流し、レンタカーにて北上川沿いを、東(太平洋）に向かいます。　
この日の目的は、北上川の葦（よし）狩りです。

葦というのは、ご存知、萱拭き屋根の材料です。
以前は琵琶湖のそれも有名でしたが、最近はめっきり減り、屋根材として使える物も少なくなりました。
そんな訳で、現在日本の萱のほとんどは、この北上川に自生する物なのが実情です。

その萱の管理・保存一切を請け負っているのが、熊谷産業です。
古民家再生・移築の仕事を通じ、ここの会長・社長と長年お付き合いをしています。
そんなことで今回、ようやく参加させていただくことになりました。

東北といってもこの辺りは、滅多に雪は積もらない所なのだそうです。
それが、それが・・・。
大雪！
雨嫌い？雪好きが通じちゃったのでしょうか。
おかげで、北上川の珍しい雪景色を堪能しました。
午後から狩る予定が出来ずに、撮影しまくっていました。

そしてこの日の宿は、山の方に入った追分温泉。
一軒宿です。
夕食は、５８人＋子供７名の大宴会です。
娘も私も、こういうのが初めてで面白かった～っ。
しかもここ、食事がすごいんです。
海の物・山の物と、内容も豊富で、すっごい品数。　
写真の他にも、出るわ出るわ！
食べきれない量でした。

大きな声で言えませんが、思う存分撮影は出来たし、美味しいし、雪で良かったぁ。