散りかけのもみじはいいなぁー。
まだ枝にそこそこ葉が残りつつ、路は真っ赤な葉で覆われている。
そんな風景が好き。
まだ人も少ない早朝に、１人で歩くのがなんともいい気持ちです。
紅葉、独りじめ。
最高の贅沢。

学生の時、写真を少しかじった。
写真を撮るのが大好きだから、いつもカメラを持って出かけている。
それなのに、あまりにも美しい景色に出会うと、圧倒されて見入ってしまう事、しばしば。
好きな物はまず、目で、耳で堪能しないとね。
私の持論。（結果的にそうなっているだけ？ですが・・・）。

日本の美は空間、余白、そして間の美しさ。
京都の庭園を見るにつけ、そう思います。

もう５～６年前になるでしょうか？永観堂のライトアップに行ってみた。
それは想像をはるかに超え、口では言い表せない程美しい景色でした。
ライトに映し出されたもみじは色を増し、怪しげで妖艶でさえあり、吸い込まれてしまいそうな気さえしたのを覚えています。
これはこれですばらしく、又行きたいな、と思っています。