二階が出来ました。
2008.09.25
京都市東山区四条花見小路東入る祇園北側279-7
TEL:075-525-0768
どうしてこういうメンバーになったのか?
定かではありません。
祇園おかだの蓑さんと、東京から来た私の友人達。
4人でのお昼です。
皆で楽しみます。
食事の後、蓑さんのお嬢ちゃんにやっと会えました。
彼女は私のことを「東京のバーバ」と思っているらしいです。
産まれた時から知っていると、想いはホント、孫みたいなんです。
てっことは、待てよ。
あんな大きな息子?
それは、ご勘弁を。
▲お店が広くなりました。玄関入ってすぐ、右が壁ではなくなりました。2Fに続く階段が出来ました。先はどんなでしょう? |
▲二階はお部屋が一つ。テーブル席になっています。どんな椅子・テーブルを入れようか?難波さんは、色々考えられたようです。これらは全てアンティーク。照明もです。凝り性なのは、その使われている器からもおわかりかと。今回もわざわざ神戸まで買い付けにいらしたそうです。 |
▲テーブルも椅子も皆異なる物を購入です。2Fがいい方、予約時にその旨お伝えくださいね。 |
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▲あら?この方はどなた?笑顔が祇園一の「祇園おかだ」の蓑さんです。久しぶりにランチをご一緒します。 |
▲この日は4人で楽しいランチです。せっかくですので、8000円をお願いしました。 鱧の酒煎りに菊の花の入った長芋です。凝っているのは、かかっているのが黄と赤の2色に分かれていることです。銀杏と梅肉のソースです。器には、お月様が沢山。意外に気をつけないといけないのは、このお月様から、出てきてしまいます。 |
▲まぁなんてお椀が美しいこと!私の大好きな秋草模様です。 |
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▲お椀の中にはお月様。銀杏・しめじ・海老が入ったレンコン饅頭です。おろしたレンコンを入れて、練り上げた葛です。葛好きの私には、たまりません。葛自体は味が無いものなので、(私は味あると思っていますよ)張り地がよほど美味しくないとねぇ!その点、こちらのお店は張り地、ばっちりですから。手前にはずいき。柚子までもすすきになっている凝りようです。 |
▲お向うの器も秋仕様です。実はこちら、注文して作ってもらったそうです。ここのお店には、一体どれほどの器があるのでしょう?毎回思うのです。2月もそうでしたが、同じようで微妙に違う器が、色々。 |
▲いくらかカウンターの仕切りが低め?盛り付けの様子を垣間見る事が出来ます。お芋の葉、こんなに沢山並ぶと、迫力です。 |
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▲華やかな八寸です。本当にいっつも綺麗です。ですから「京都らしい料理が食べたいのだけれど。」と言われると、ここをお推めしているのです。東京とは絶対に違うから! |
▲お芋の葉をちょっとよけると、全体がわかるでしょう?小さなグラスの中身は湯葉です。上には醤油漬けのいくらと菊の花です。そして、柿の甘さがとてもよく合う胡麻和えです。他にもきゅうりと麩も入っています。お皿は盛りだくさんです。お寿司に小芋・枝豆など。この一皿で、一体何種類の食材が使われているんだか。 |
▲これが見たくて、お酒を頼んでしまっているかも?(本当?)素敵な酒器でいただくと、お酒も尚更に美味しく感じられます。用意してくださったのは、開運のひやおろしです。 |
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▲次はこちらの酒器です。いつも素敵な物で出してくださるので刺激を受けます。最近アンティークを真剣に見だしています。 |
▲焼き物は、まながつおの幽庵焼きです。酢橘を搾っていただきます。 |
▲今だからこその素敵な出会い。鱧と松茸の止め椀です。誰が思いついたのでしょうね、飛龍頭がいいだしを吸っています。 |
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▲ご飯は炊き込み。入っている魚から、いいお味が。 |
▲デザートは、とっても大きなプリンです。キャラメル無しの代わりに桃・無花果が載り、無花果ソースがかかっています。散らされているのは、ざくろの実。 |
▲日本料理は、本当にすごいと思うのです。この一枚の写真を見たら、秋だ、とわかるでしょう。お皿も和菓子も渋いです。なんとも風情があります。食べるのも作るのにも興味があるので、気になります。 |
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2014.08.30
2008.07.22
またまたお昼をご一緒させて頂きました。お昼のメニュ-とは思えない内容とボリュ-ムで大満足です。お料理もさることながら器も楽しみですね。繊細で1つ1つが吟味されていて、なん波さんのこだわりを感じました。バカラで日本酒!贅沢です。お二階のイメ-ジといい、「南蛮」という言葉を思い出しました。信長が生きていたらなん波さんで舌鼓をうっていますよ、きっと。
haruさん
小さいお店だからこそ、ということもあります。
席数が増えても今まで通り、変わらないでいて欲しい、と思っています。